ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指している巨人・岡本和真内野手(29)が渡米したことが28日(日本時間29日)、分かった。交渉期限が米東部時間で来年1月4日の午後5時(同5日午前7時)に迫る中、現地では代理人のボラス氏とミーティングを行うなどして、最終的な移籍先の絞り込み作業に入るとみられる。
交渉期限まで1週間を切り、岡本争奪戦が最終コーナーに入った。この日、岡本が渡米したことが判明。今後は代理人を務めるボラス氏とミーティングを行い、球団との面談などを通じて新天地を決定していく流れとみられる。
全米野球記者協会所属のF・ロメロ記者はこの日の日本時間未明、自身のXに「情報筋によると、パドレス、パイレーツ、エンゼルスは岡本和真に関心を示している球団の中の3つ」と投稿した。直近の移籍先候補として名前を挙げられていた6球団以外に、パドレスが浮上した。
これを受け、米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は岡本に関する考察記事を掲載。三塁手として評価する球団が多い中、パ軍に加入した場合は「一塁を守る可能性が限りなく高そうだ」とし、「将来の殿堂入り選手であるマチャド(通算369本塁打の主砲)が三塁で固定されており、球団と結んだ巨額の再契約を10年近く(8年)残している。しかし、一塁はアラエスがFAとなり、シーツと(韓国から加入する)宋成文が争うようだが、両者とも左打ちであり、一塁よりも他のポジションの方が適している」と説明した。
ただ、岡本が4年6400万ドル(約100億円)程度の契約を結ぶと予想してきた同サイトは、エース格のキングと3年総額7500万ドル(約117億円)で再契約したパドレスに関して「球団の予算の限界に近づいている」と指摘。その上で、パイレーツを「三塁に大きな穴を抱える中、例年になく積極的なオフシーズンを過ごしていることを考えれば、この強打者を獲得しても驚きではない」と“本命”として挙げた。
残りの候補と予測されているRソックス、カブス、ブルージェイズ、Dバックスは通算209本塁打の大物三塁手、ブレグマン(RソックスからFA)との契約を狙っているとされ、リミットが設定されている岡本争奪戦で動きづらい面もありそうだ。巨人のファンフェスタに参加した11月には「どうなるか分からないですけど、決まった時には頑張りたい」と話していた岡本。










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