◆第75回中山金杯・G3(1月4日、中山競馬場・芝2000メートル)=12月30日、美浦トレセン

 重賞初挑戦だった前走のアイルランドTで2着に好走したアンゴラブラック(牝4歳、美浦・尾関知人厩舎、父キズナ)が、満を持して重賞初制覇を狙う。この日は坂路を65秒1―15秒9で駆け上がって調整。

尾関調教師は「前走後はエリザベス女王杯も候補にありましたが、反動があったので切り替えて、ここを目標に。間を空けて、リフレッシュされていい感じです」と、順調ぶりに目を細める。

 3走前の野島崎特別で今回と同じ舞台で勝利しており、条件に不安はない。ハンデは55キロに決まり、指揮官は「春に中山の2000メートルでも強い競馬をしていますし、最近はレースぶりが安定してきています。ハンデ55キロも、それくらいだったら問題ない」とうなずいた。

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