オリックス・宮城大弥投手(24)が2026年もスポーツ報知に独占コラム「一生百錬」を寄せます。随時掲載の新春特別版では「可能性しかない」と3年ぶりのリーグ優勝へ決意表明。
スポーツ報知の読者のみなさん、あけましておめでとうございます。24年、25年に続き、コラムを担当させていただくことになりました。僕自身の言葉で発信させていただける貴重な場ですので、26年も温かい目で見守ってください。
今は沖縄にいます。年をまたぐ、という意味で「年越しジャンプ」は恒例になりました。たくさん投げたい、たくさん勝ちたい。毎年、そう思って1年をスタートし、沖縄でも常に野球のことを考えています。でも、せっかくの帰省。練習が終わった後は、おいしいものをいただいています。
25年も書かせていただきましたけど、通堂(とんどう)というラーメン屋さんや、ファストフードのエンダー(A&W)が好みです。この時ぐらいは!と思って堪能します。中学、高校の友人とご飯を食べている時間は楽しいですし、本当は海を泳ぎたいです。寒いし、ダメですけど…(笑)。
22年ぐらいから、僕の中で抜いたような直球が気になっていました。大差がついた場面や、下位を打つ相手に対して「絶対に初球を振らないだろう」という状況で投げてしまった一球です。そこで148キロを投げられるはずなのに、142キロを打たれた時の悔しさがずっと残っていました。
一試合をトータルで見て、投球に強弱をつけることは大事なことかもしれません。でも、これからの野球人生を考えた時に、後悔しそうな気がしました。今、強弱に頼ってしまうと、大変なことになるだろうと。そこで25年、目標に立てたのが「全力投球」でした。
投手として、常に全力で打者と勝負したい気持ちは持ってきました。
勝ち星だけを見れば、2年連続で7勝。力が下がったとは思っていません。2ケタを勝っていた時は、勢いに任せていた部分もありました。勢いに加え、よく「考える」ようになったのが最近です。成績は落ちましたけど、自分自身の中でプラスの要素は多いです。
25年は3位でした。僕にも責任はたくさんあります。リードしている展開で追いつかれるのは、なぜか。
優勝したい、ではなく、優勝できると思っています。可能性しかありません。九里さんは先発陣を活気づけ、気迫を落とし込んでくれました。簡単にはマウンドを降りないぞ、と。僕もそうなりたいと思いました。個人的に期待するのはペータ(山下)です。とにかく元気でローテーションを守ってほしいし、刺激し合いたい後輩の一人です。
同学年の紅林くんも燃えています。
チームの優勝と同時に、3月のWBCも意識しています。前回大会で持ち帰ったのは、自分のふがいなさです。アップの前、トレーニングの前、投球前の準備。トッププレーヤーほど、本当に準備をしています。自分は適当だったな、と実感しました。現在地を確認でき、もっと野球がうまくなりたいと思える舞台。何回でも出たいし、選ばれたいというのが本音です。
25年12月には山本由伸さんに会え、久しぶりに話もできました。
パ・リーグの順位で言えばソフトバンクさんが1位ですが、まず一つ上にいる日本ハムさんを倒さなければいけません。一段一段、という意識で戦っていきます。26年で7年目。防御率や奪三振など、何か「タイトル」と呼ばれるものをつかまなければいけません。25年に痛めた腰も完治し、強い球を投げられています。一番の目標は、ビールかけとシャンパンファイト。みんなでワイワイできる瞬間をイメージして、たくさん笑える一年にします。(宮城 大弥)
【注】25年は150回1/3を投げ、リーグ4位でチーム最多の165奪三振を記録。
◆宮城 大弥(みやぎ・ひろや) 2001年8月25日、沖縄・宜野湾市生まれ。24歳。少年野球「志真志ドラゴンズ」で野球を始め、中学は「宜野湾ポニーズ」でプレー。興南では1、2年夏に甲子園出場。3年時はU18日本代表に選出され、19年のドラフト1位でオリックス入団。21年に13勝を挙げ、パ・リーグ新人王を受賞した。23年のWBCでは侍ジャパンの世界一に貢献。通算成績は115試合で49勝29敗、防御率2・48。171センチ、85キロ。左投左打。年俸2億2000万円。










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