3月に、侍ジャパンが2連覇を狙う第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開催される。最も注目を集めるのはやはり、ドジャース・大谷翔平投手(31)だ。
迷いはなかった。大谷は25年11月25日にインスタグラムでWBC出場の意思を発表。翌26日の合同インタビューでは「ずっと出たいなとは思っていたし、選ばれたいと思っていた」と明かした。23年の前回大会では投打の二刀流でフル回転して大会MVPに輝き、チームの3大会ぶりの優勝に貢献した。25年はワールドシリーズまでフル回転しており、WBCは開幕前の調整が難しい時期にあたる。起用法はまだ不透明な部分もあるが、侍の2連覇へ立ち上がる。
大会のステータスも上がり、これまでの国際大会では考えられないほどスター選手が続々と出場を決断している。もちろん最も脅威となるのは、順調に勝ち進めば決勝で対戦する米国。通算368本塁打で昨季ア・リーグMVPのジャッジ(ヤンキース)が主将を務め、打線には昨季60発のローリー(マリナーズ)、同56発のシュワバー(フィリーズ)ら強打者がズラリと並ぶ。
これまでの大会と異なるのは、投手陣の顔ぶれ。打者以上に故障リスクが高いとされる投手は、これまで一線級は出場を見合わせることが多かったが、昨季サイ・ヤング賞のスキーンズ(パイレーツ)、スクバル(タイガース)らが名を連ねる。さすがの大谷といえど、これだけの投手を打ち崩すのは容易ではない。米国投手陣も国の威信をかけて、大谷封じに全力を注ぐはずだ。
米国に次いでスター軍団となっているのが準々決勝で対戦する可能性もあるドミニカ共和国。ゲレロ(ブルージェイズ)、ソト(メッツ)、マチャド(パドレス)ら各球団の主砲が並んだだけでなく、チームを率いるのは通算703本塁打のプホルス監督だ。18~21年にはエンゼルスで大谷と同僚だったレジェンド。大谷の手の内を知り尽くしている。13年の第3回大会以来、3大会ぶりの頂点を虎視たんたんと狙っている。
ほかにもベネズエラにはアクーニャ(ブレーブス)、アルテューベ(アストロズ)といった実績十分なメンバーが並び、プエルトリコには今季からドジャースで同僚となる守護神右腕ディアスも加わる見込み。23年に侍が準決勝で苦しめられたメキシコも、チーム力は高く不気味だ。
大谷は23年WBCを終えてから3年連続でMVP。










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