ブルージェイズは4日(日本時間5日)、巨人からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた岡本和真内野手(29)と4年契約を結んだことを正式発表した。球団公式SNSには「契約合意しました」と、日本語で投稿。

入団会見は現地6日午後1時(同7日午前3時)に決まった。ブ軍の一員としての第一声に大きな注目が集まる。

 ブルージェイズは23年オフにエンゼルスからFAとなっていた大谷翔平、24年オフにはロッテから同システムを利用した佐々木朗希の移籍先の最終候補に残っていたとされるが、いずれもドジャースに“敗戦”した過去がある。大谷にいたっては当時、本人がトロント行きの飛行機に搭乗したという誤情報まで飛び交った。岡本は「3度目の正直」で獲得した日本人選手ということもあり、球団の盛り上がりも最高潮。前日には正式発表を前に公式Xで「こんにちは」と匂わせ、この日は「契約合意しました」の後にも、「ブルージェイズへようこそ」と巨人時代の背番号25に合わせて25秒間の特別動画を公開し、「若大将」(THE YOUNG GENERAL)という愛称とともに、日本でのタイトル歴などを紹介した。

 ここで、4年総額6000万ドル(約94億円)でメジャーリーガーとなった岡本の過去の愛称を振り返る。

▽ビッグベイビー(19年) 6月4日の楽天戦(楽天生命)で144試合座り続けてきた4番を外れ、6番で起用された。原監督(当時)は「ビッグベイビーが困っているかなというところで、少し助けてあげようか」と説明。しかし、同年は最終的に球団生え抜きの右打者としては原辰徳以来の2年連続30本塁打を達成した岡本。「あのフレーズで自分は楽になった部分はあります」「5年目で一番しっくりきました」。

▽若大将(20年) 元々は原監督(当時)の愛称として知られるが、2月の春季キャンプ中に指揮官が継承したことを発表。

「4番・三塁」の後継者に「まだ大人の扱いは早い。若大将でしょう。僕だってまだ若大将って言われるんだから。まだ青いんだ。青いということはまだ伸びる要素があるということ」と前・若大将。不振も乗り越え、前年の「ビックベイビー」からは完全に卒業となった。

▽ビッグオーク(25年) 各球団の監督、GM、代理人らが集結して移籍交渉などを行う12月のウィンターミーティング最終日に取材対応したボラス代理人が何の前触れもなく「『ビッグオーク』に興味を持つ複数の球団と交渉しているところだ」と披露。オークとはブナ科コナラ属の植物の総称で、日本で有名なのはナラ。立派な体格から打席の中で大木のような存在感を放つ男らしく、岡本の「オカ」にもかかっているとみられるが、定着するかどうかは不明。

※番外編

▽玉木宏(15年) 19歳の誕生日だった6月30日。2軍の試合前ミーティングであいさつを求められ、「奈良県から来ました! 玉木宏です!」。イケメン俳優の名前を出した“ギャグ”のつもりだったが、周囲には意味が伝わらずに不発。

▽ジョニー・デップ(15年) 8月に1軍発昇格。試合前のミーティングで阿部(現監督)から「何か一発かませ」とむちゃぶりされると、「奈良県から来ましたジョニー・デップです」とあいさつし、ややウケをゲット。9月には東京Dでお立ち台に上がり、満員のファンの前で同様の自己紹介をぶちかまし、今度は大歓声を浴びた。「玉木宏」の時は「うまく伝わらなかったんです」とし、「分かりやすいのにしました」。

▽反町隆史(16年) 6月上旬から2軍暮らしが続くも、10月のCSを前に、宮崎でのフェニックス・リーグから緊急帰京。4か月ぶりの1軍合流に「雨にも負けず、風にも負けず、宮崎から帰ってきました! 反町隆史です!」とあいさつし、大爆笑をさらった。この時も事前に阿部から指令を受けたことで「みんなが知ってて、かっこいい人って誰ですかね?」と立岡に相談し、答えが導き出された。

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