西武からポスティングシステムを利用し、3年最大6300万ドル(約99億円)でアストロズに移籍した今井達也投手(27)が5日(日本時間6日)、本拠地・ダイキンパークで入団会見に臨んだ。冒頭では「What’s up? H―Town(やあ、ヒューストンの皆さん)」などと英語スピーチで会場の爆笑をさらった。

 会見で今井の通訳を務めたのは安藤ケビン氏(29)だった。マリナーズ、ブルージェイズ時代の菊池雄星(現エンゼルス)の専属通訳を務めていた人物で、その前には選手として日本の独立リーグ・BC石川でプレーしていた。23年にはソフトバンク入団。昨季までスチュワートらの通訳を務めていたが、25年11月に退団することが発表されていた。今井にとって、菊池は西武、そしてアストロズの先輩にもあたる。会見の中では「アストロズとの契約が決まった時にはSNSで『おめでとう』と言ってくれたり、『僕もヒューストンにいたことがあるので分からないことはいつでも聞いてくれ』と言ってくれたので。本当に心強い先輩です」と話す場面もあった。

 今井は交渉期限が米東部時間で今月2日午後5時(同3日午前7時)に迫る中、1日(同2日)にアストロズと電撃合意した。ベースは3年5400万ドル(約85億円)の契約で、今季100イニング以上を投げれば300万ドル(約4億7000万円)の出来高がつき、27、28年の基本年俸も2100万ドル(約33億円)にアップ。最大6300万ドル(約99億円)となる。また、毎シーズン後にオプトアウト(契約破棄)権が組み込まれるという日本人史上初の内容も盛り込まれ、最短26年オフにも再びFAとなる可能性がある。

 ◆今井 達也(いまい・たつや)1998年5月9日、栃木県生まれ。

27歳。作新学院(栃木)では3年夏の甲子園でエースとして同校を54年ぶりの優勝に導き、U―18日本代表にも選出。16年ドラフト1位で西武に入団し、23~25年には3年連続2ケタ勝利。24年には自身初タイトルとなる最多奪三振を獲得した。昨季は24試合で10勝5敗、防御率1・92。180センチ、80キロ。右投右打。昨季年俸1億8000万円(推定)。

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