巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜さんが10日放送の日本テレビ系「Going! Sports&News」(土、日曜・後11時55分)にVTR出演。メジャー移籍が決まった岡本和真内野手(29)の活躍への3つのカギを語った。

 岡本は巨人からポスティングシステムを利用してブルージェイズに4年総額6000万ドル(約94億円)の契約で加入。番組では巨人の4番に座った野手としてメジャー挑戦は松井さん以来2人目と紹介した。

 松井さんは巨人でともに戦った番組レギュラーの高橋由伸・前巨人監督と対談形式でインタビューに対応。その中で高橋氏が巨人監督時代の2018年春季キャンプで松井さんが直接指導したことを紹介。松井さんは「上半身の使い方、手の使い方も柔らかくてうまかったので下半身を意識して打つ。下半身でタイミングをとって回って打つ。『あまり手を意識しなくてもいいんじゃないか』ということをいいましたけれども」と当時を振り返った。そして同年に4番に抜てきされ史上最年少22歳で打率3割、30本塁打、100打点をマークする大活躍だったと伝えられた。

 今年からメジャーに挑む岡本。高橋さんが「メジャー1年目の対策として松井さんが苦労したことはありますか?」と質問。松井さんは一つ目のカギとして「一番は移動。移動距離、時差」と答えた。

ブルージェイズの本拠があるカナダ・トロントから大谷翔平らが所属するドジャースの本拠・米ロサンゼルスは約3500キロ離れ、飛行機で5時間かかること、時差が3時間あることを紹介。このメジャー特有の長距離移動と時差に早く慣れることが大事になるという。

 二つ目は「打撃」。「打てないとずっと試合に出られない」ときっぱり。「平均的な球速はメジャーの方が速い。それにどこまで対応できるか。でも彼(岡本)は速い球に強いというデータを見た」とした。さらにメジャーは「パワー系のピッチャーが増えている。この代わりコントロールがみんないいと言ったらそうでもないので、けっこう甘い球がガンガン来る。そういう意味ではうまく対応できるのではないかなという気がします」と期待を込めた。

 三つ目として挙げたのは「チェンジアップへの対応」。直球と腕の振りはほぼ同じだが球速が遅く大きく落ちるため打者はタイミングを外される球種であることが説明され、「自分もチェンジアップでタイミングをずらされるのがけっこうあった。

(岡本は)いい時には右中間に大きい当たりがあったりしたので、それはこれからメジャーで大事な部分だと思います」と自らの経験を交えながら語った。

編集部おすすめ