ブルージェイズに4年総額6000万ドル(約94億円=契約時のレート)で巨人から移籍することが決まった岡本和真内野手(29)が11日、都内の日本記者クラブで会見を行った。

 10台以上のムービーカメラも集まる中、ネクタイを締めたスーツ姿で登壇した岡本は冒頭で「本日はこのような機会をいただいてありがとうございます。

読売ジャイアンツからトロントブルージェイズに入団することになりました。ポスティングを許可していただいた山口オーナー、阿部監督、関係者の皆様、背中を押してくれたチームメートの皆様。チームメート、応援してくれたファンの皆様に感謝を申し上げたいと思います」とあいさつ。「僕自身ずっとMLBでプレーすることを持ちながら、野球をしてきた。その中で今、同じ対戦をしてきた先輩、後輩がアメリカに行って活躍する中でその気持ちは強くなった。がらっと環境が変わると思うので、不安はありますし、行くからには活躍したいと思っているので頑張りたい」と思いを語った。

 巨人からポスティングシステムでメジャー移籍を目指した岡本。本塁打王に3度輝いた通算248本塁打のパワーに加え、ゴールデングラブ賞3度(三塁2度、一塁1度)の守備力も評価されて争奪戦となり、昨季ワールドシリーズに進出したブルージェイズと契約した。6日(日本時間7日)にはカナダ・トロントの本拠地・ロジャーズセンター内で入団会見を行って英語のスピーチも披露し「ずっと(メジャーで)プレーしたいと思っていましたし、(巨人では)日本一になれなかったけど、世界一になりたくて来ました」と意気込みを口にしていた。

 日本記者クラブでは、国内外の注目度の高い話題の人を招いて月に数度、会見を行っている。政治家などが多いが、25年にスポーツ関連では、8月に女子ゴルフのAIG全英女子オープンで初優勝した山下美夢有、6月にワールドカップアジア最終予選を終えたサッカー日本代表の森保一監督らが会見をした。

 近年の野球関連では、24年11月に日本シリーズを制覇した当時DeNAの三浦大輔監督、23年3月にWBC優勝直後の栗山英樹監督、3冠王を手にした22年11月に当時ヤクルトの村上宗隆内野手らも同会見を行った。

メジャーリーガーでは、当時エンゼルス大谷翔平投手が21年11月15日に行って以来約4年ぶりとなった。

 ◆岡本 和真(おかもと・かずま)1996年6月30日、奈良県生まれ。29歳。智弁学園高(奈良)では3年春夏の甲子園に出場。高校通算73本塁打。14年ドラフト1位で巨人入団。通算1074試合で打率2割7分7厘、248本塁打、717打点。ベストナイン2度、本塁打王3度、打点王2度。23年WBC日本代表。186センチ、100キロ。右投右打。

編集部おすすめ