◆第42回フェアリーS・G3(1月11日、中山競馬場・芝1600メートル、良)

 クラシックを目指す3歳牝馬の重賞が16頭立てで争われ、津村明秀騎手が騎乗した5番人気のブラックチャリス(栗東・武幸四郎厩舎、父キタサンブラック)が重賞初制覇を飾った。鞍上の津村騎手は先週の中山金杯(カラマティアノス)に続く2週連続の重賞Vとなった。

武幸四郎調教師は初勝利。勝ち時計は1分33秒6。

 同馬は昨年6月の新馬戦(函館芝・1200メートル)でデビュー勝ち。2走目の函館2歳S・G3は1番人気で2着、前走のファンタジーS・同も4着だったが、3歳になった初戦でタイトルをつかんだ。

 2着は10番人気のビッグカレンルーフ(松岡正海騎手)、3着には11番人気のレオアジャイル(横山典弘騎手)が入った。

津村騎手(ブラックチャリス=1着)「(2週連続重賞V)最高ですね。中山マイルでピンク帽子だと結構、不利なんですけど、この馬の持ち味のスピードで、最初いい位置に付けられたので、その辺からは心配せずにいけました。(勝因は)1コーナーでいいところを取れて、すぐに折り合いも付けられたところだと思います。4コーナーまでいい手応えで来ましたけど、1200、1400と使ってきた馬で、中山の芝1600メートルに延びて、最後少し苦しくなったところはありましたが、よく最後まで踏ん張ってくれたと思います。(1600メートルは)正直、ギリギリだと思います。力が付いて、スタミナが付いてくればまた変わって来るかも知れませんね。初めて乗りましたが、前回も(16キロ)増えていて、今日もプラス10キロでしたし成長していると思います」

松岡正海騎手(ビッグカレンルーフ=2着)「距離も含めてどういう路線を選択するのかを見極めたかったので、今日は正攻法の競馬をしてみました。

センスのいいところを見せてくれましたし、厩舎がよく調整してくれたお陰ですね」

杉浦宏昭調教師(レオアジャイル=3着)「ノリ(横山典騎手)は、あのようには乗りたくはないと言っていたんだけどね。番手にはまれば、マイル(の距離)はもつという話だったんだけど」

三浦皇成騎手(マカレイ=4着)「枠が出た時点でゲートの1歩目で決めようと思っていましたが、(調教で)2週コンタクトを取らせてもらって、出して行ってもコントロールがつく自信はありました。まだコーナーで逆手前になったりと、粗削りな面があるだけに、まだまだこれから良くなると思います」

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