中日・井上一樹監督が12日、名古屋市の中日文化センターで前監督の立浪和義氏とトークショーを行った。現指揮官は26年シーズンについて「なかなかいいチームになる。

戦える手応えはあります」と宣言。立浪氏も若手の成長などを評価し「戦力は上がってきて、逆に他チームは(巨人・岡本和、ヤクルト・村上らが)抜ける。チャンスはある」と期待した。

 井上監督は2歳上の先輩を「兄貴」と慕い、絆の強さを強調。監督のやりがいや難しさも語り合った。立浪氏は根尾昂投手の野手からの転向を「ショートスローができず、遊撃手としては無理だと感じた」などと回想。指揮下で伸び悩んだ石川昂也内野手についても「自分が育てきれなかった」と語った。井上監督も25年は開幕4番で起用したが「我慢して使ったけど、意固地になって我慢し続ければ、他の選手の士気が下がってしまう。もう、使ってもらうという立場は終わっている」と本音。26年の起用法も意見交換した。

 立浪氏は集まったファンにも「この球団は地元出身で活躍した選手が少ない。地元出身の選手に優しすぎるので。

実力以上の人気も少し心配です」とお願い。井上監督の立場を思いやり「監督やコーチを非難してもチームは強くなりませんよ」と呼びかけた。遠慮していた名古屋地区での解説業を再開することも示唆し「応援しながら前向きな解説をしていきます」と約束。井上監督は球場での会話がヒントになることを待ち望み「一役、お助けいただきます。お世話になりたい」と願った。

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