◆第66回京成杯・G3(1月18日、中山競馬場・芝2000メートル)追い切り=1月15日、美浦トレセン

 完璧なデモンストレーションを披露した。ソラネルマン(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎、父フィエールマン)は、美浦・Wコースで3頭併せを実施。

縦列の真ん中で折り合いよく脚をためると、直線は馬なりのままスイスイと加速し内レッドアトレーヴ(5歳3勝クラス)に半馬身、外アルビージャ(8歳オープン)に2馬身先着した。タイムも6ハロン83秒5―11秒7と及第点以上。なにより素軽いフットワークからは状態の良さがヒシヒシと伝わってきた。

 上がり最速タイで1馬身半差をつけて逃げ切った未勝利勝ちから2か月半ぶりとなるが、手塚久調教師は「良かったです。落ち着いているし、いい雰囲気。フィエールマンは追い切りを重ねると煮詰まる産駒が多いけど、落ち着きを保っている」と納得の口ぶりだ。

 G1・3勝を挙げた父フィエールマンを管理したトレーナーは、「あんな爆発力はないけど」と前置きしながら、「こっちの方が扱いやすいね。使ってガタッとくる産駒が多いけど、そんな感じもない。馬格もあるしね」とタフさを強調。祖母はG1・6勝の名牝ブエナビスタと、母系からの期待も高い。「重賞なのでどんな競馬になるかは分からないけど、(中山1800メートルの)初戦はズブいくらいだったし、2000メートルくらいの方がいいのかな。(今回の相手と素質は)互角以上だと思うし、楽しみですよ」と言葉に力を込めた。

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