侍ジャパン井端弘和監督(50)が16日、3月の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表メンバー11人を追加発表し、オリックス・若月健矢捕手(30)が選出された。主要国際大会は初出場となる扇の要は「チームの勝利に少しでも貢献できるように、全力で準備をして大会に臨みたいと思います」と力を込めた。

 若月は13年ドラフト3位で花咲徳栄(埼玉)からオリックス入り。伊藤(現楽天)、伏見(現阪神)らの捕手が在籍していた中で、17年には初めて開幕スタメンをつかんで、初めて100試合に出場。19年には自己最多138試合に出場した。その後は頓宮や森の加入もあって出場が減って100試合出場に届かなかったが、昨季は121試合に出場。バットでも打率2割7分2厘の成績を残し、11月の強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025日本VS韓国」のメンバーに選出されていた。

 ドジャース・山本由伸投手(27)を熟知する男としても期待がかかる。現時点では未発表だが、山本は侍ジャパン入りする見込み。山本がオリックスに在籍した23年まではバッテリーを組み、21年からは3年連続で最優秀バッテリー賞を2人で受賞した。 メジャー組は大会直前に合流する可能性が高く、捕手がボールをほぼ受けずにぶっつけ本番でWBCに挑む可能性が高い。その中で、エース格として期待される山本を知り尽くした若月は心強い存在になる。

 試合中にはグラウンド内の監督と言われるほど重要なポジションとなるキャッチャー。昨年12月には「選ばれるものだと思って準備していきたい。

本当に想像を超えるような経験になると思うので、もし選んでいただけるならすごく楽しみ」と目を輝かせていた。主要国際大会は初出場となるが、扇の要となって世界一を狙う。

 ◆若月 健矢(わかつき・けんや) 1995年10月4日、埼玉・加須市生まれ。30歳。花咲徳栄では3年時にセンバツ出場。U―18日本代表。13年のドラフト3位でオリックス入団。21年から3年連続で山本由伸(現ドジャース)と最優秀バッテリー賞。23、25年ゴールデン・グラブ賞、25年ベストナイン。180センチ、88キロ。右投右打。年俸1億8000万円(推定)。

 ◆WBC日本代表メンバー

★は今回発表の選手

【投手=10】

1  松井 裕樹(パドレス)

14 伊藤 大海(日本ハム)

15 大   勢(巨人)

16 大谷 翔平(ドジャース)

17 菊池 雄星(エンゼルス

19 ★菅野 智之(オリオールズFA)

26 種市 篤暉(ロッテ)

61 平良 海馬(西武)

66 ★松本 裕樹(ソフトバンク)

69 石井 大智(阪神)

【捕手=2】

4  ★若月 健矢(オリックス)

12 ★坂本誠志郎(阪神)

【内野手=4】

2  ★牧  秀悟(DeNA)

5  ★牧原 大成(ソフトバンク)

6  ★源田 壮亮(西武)

7  ★佐藤 輝明(阪神)

【外野手=3】

8  ★近藤 健介(ソフトバンク)

20 ★周東 佑京(ソフトバンク)

23 ★森下 翔太(阪神)

※名前の前の数字は背番号

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