松竹は16日、歌舞伎俳優の中村鷹之資が、4月に女形の芸術性に焦点を当てたヨーロッパ巡業「MEETKABUKI ーThe Art of “Onnagata” Europe Tour 2026ー」を行うと発表した。

 4月9~10日に仏パリ・パリ日本文化会館、16~17日に伊ローマ・ローマ日本文化会館、22~23日に独ケルン・ケルン日本文化会館で上演。

通常は楽屋で行われる化粧や衣装の着付けを観客の前で実演し、長唄舞踊の名作「藤娘」を披露する。パリ公演では、女形から獅子へと姿を変え、勇壮な毛振りを見せる「石橋」も上演予定。歌舞伎の魅力をヨーロッパに発信する。

 鷹之資は「ヨーロッパ公演は憧れでございました。父(五世中村富十郎)も、アヅマカブキで欧米10数か国、40都市以上を巡り、歌舞伎の海外公演にも多く出演しておりました。今、世界的にも歌舞伎への注目が集まる中、魅力をより近くで感じて頂けるよう、そしてこの公演を通して新たな知見を得て帰ってきたいと思います」と意気込んでいる。

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