侍ジャパン井端弘和監督(50)が16日、3月の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表メンバー11人を追加発表した。前回はドジャース・大谷、エンゼルス・菊池ら8投手を先行発表したが、第2弾の今回は新たにオリールズからFAとなっている菅野智之投手(34)、阪神・佐藤輝明内野手(26)ら12人の出場を発表。

指揮官は佐藤輝の外野で起用する選択肢を示した。DHの大谷に加え、三塁の守備位置が佐藤輝と重なる村上、岡本を含め、強力スラッガー4人を同時起用する可能性が出てきた。

 史上最強のユーティリティープレーヤーかもしれない。昨季は40本塁打、102打点をマークしてセ・リーグ2冠で阪神の優勝に貢献して、リーグMVPにも輝いた佐藤が侍ジャパンの背番7で、主要国際大会に初出場する。

 「この度は、日本代表に選んでいただき大変光栄です。日の丸を背負って夢の舞台であるWBCを戦える喜びと誇りを胸に自分の役割を全うし、全力で頑張ります」

 強力打線の中で、大会連覇のカギを握る存在だ。メンバー入りが内定しているブルージェイズ・岡本を一塁、ホワイトソックス・村上を三塁で起用というのが井端監督による構想の基本線。だが同監督は「プランの中では内野、外野を考えています」と佐藤の外野起用案に言及した。その場合は右翼が濃厚で、岡本が左翼の際には、三塁を任されることも想定される。

 3年連続MVPのドジャース・大谷に加えて、22年のセ3冠王、MVPで24年の本塁打王、打点王の村上、23年の本塁打王の岡本ら近年のセのタイトルホルダーと並ぶ打線の破壊力は抜群。勝負所での代打でも、他国にとっては脅威となりそうだ。

 昨季の本格覚醒を開幕前に予言していた井端監督は「いまの日本の球界では間違いなく一番の飛距離を持つ選手かと思っています。

そこに昨季は確実性も加わった。一発長打というところですごく期待しています。(今季成績は)昨年以上を出せると思っていますしまだまだ発展途上の選手。40本塁打ではなく50本塁打、もっともっと目指してほしいなと思います」と期待を込めた。次代のMLB挑戦候補選手としても、WBCは能力を示す格好の舞台となる。(阿見 俊輔)

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