昨季限りでロッテを退団した荻野貴司外野手(40)が、チェコ野球「ドラチ・ブルノ」に移籍することが19日、同球団の公式SNSで発表された。球団は前日から現地時間の同日午前8時に「衝撃的ニュース」の発表を告知しており、「チェコ野球史において最も重要な移籍の一つを完了させた。

クラブは誇りをもって、日本プロ野球の長年のスターであり、その世代を代表するリードオフマンの1人である荻野貴司選手の加入を発表します」とした。

 荻野は球団を通じ「プロキャリアのすべてを日本で過ごしてきたので、ブルノへの移籍は私にとって新しく、とても刺激的な挑戦です。ドラチ・ブルノの勝利の文化と頂点を目指す姿勢に強く惹かれました。自分の経験を持ち込み、毎日全力でプレーし、チームがさらに歴史へ近づく手助けをしたい」とコメントした。

 ドラチ・ブルノは8球団で構成されるエクストラリーガに所属。昨季は4年連続26回目となる優勝を果たした。優勝回数では3度で2位タイの2チームをぶっちぎり、圧倒的な強さを誇る強豪に、荻野が加入する。

 荻野は奈良・郡山高、関学大、トヨタ自動車を経て09年ドラフト1位でロッテに入団。2010年3月20日の西武戦(西武D)でプロ初出場を果たした。NPB通算1146試合に出場し、49本塁打、320打点、260盗塁、打率2割8分3厘。昨季はプロ16年目にして初めて1軍出場機会がなかった。

 このオフは球団からのコーチ打診を断って現役続行を選択。

昨年12月5日には海外挑戦を視野に入れていることを明かし、「(海外も含め)現役でプレーすることにこだわりたい。それもいい経験になる」と話していた。衰え知らずの40歳ベテランは、新天地でも躍動する。

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