◆若駒S・3歳オープン・リステッド(1月24日、京都競馬場・芝2000メートル)

 栗東・藤岡健一厩舎のエルハーベン(牡3歳、父モーリス)は、18年桜花賞3着、オークス2着のリリーノーブルの半弟。姉も管理したトレーナーは「父は違うけど体つきは結構似ている。

ええ馬やし、全体のバランスがいい」と姿を重ねる。

 姉のデビュー戦と同じ2番人気に支持された昨年12月の新馬(阪神芝2000メートル)は、G1馬の半弟や、母が重賞勝ち馬など良血馬が集結した一戦。二の脚を付け、先頭を奪うと持続力のある末脚を伸ばし、3/4馬身差でしぶとく押し切った。何度も横に並ばれるなか、精神力の高さも光る勝利だった。

 行きっぷりが良く、中間は我慢をテーマに調整されている。15日の栗東・坂路では高杉騎手を背に、アルデマン(3歳未勝利)の真後ろを2馬身追走。ラスト1ハロンで並びかけるとパワフルな脚取りでグンッと伸びた。52秒8―12秒6の時計で1馬身先着した。20日は栗東・CWコースでキャンター。トレーナーは「コースに行けば落ち着いていた」と順調ぶりを評価した。

 京都は姉が白菊賞を制した舞台。先週の芝は先行馬での決着が目立っていた。

指揮官は「順調です。ためて切れる感じではないですし、(馬場は)合う可能性もあります。コースも問題ないでしょう」と力を込めた。馬場も味方につけ、春の大舞台へのステップにする。(松ケ下 純平)

編集部おすすめ