楽天からFAで巨人入りした則本昂大投手が24日、移籍後初めてジャイアンツ球場を訪れた。練習着姿でジャイアンツ球場の室内練習場に姿を見せ、キャッチボール、ランニング、さらにブルペンで捕手を立たせて10球、膝立ちの状態で9球の計19球を投げた。

 この日は、13年にともに楽天を日本一へ導いた先輩・田中将大投手もジャイアンツ球場で練習を行っていた。施設内であいさつを交わしたといい「本当に偉大な先輩ですし、ずっと背中を追い続けてきた先輩でもあります。またこうやって一緒のユニホームを着られるとは正直本当に思っていなかったので、縁を感じるというか、率直に一緒にプレーできることはうれしいです。僕自身もやっぱり、野球人生が現役として終わりが近づいているのは間違いないので、その中でどういうふうに野球人生を締めくくるかっていう中で田中さんと一緒にやれるっていうのは僕にとってすごく大きなことかなと思います」と思いを語った。

 一方で、阿部監督からは「先発で、ってことだったので。しっかり競争に勝って、ローテーションに食い込んでやれたらなと思っています」と先発候補として期待の言葉をかけられた。「本当にサバイバルだと思っているので。田中さんもそうですし、他の若い投手、いいピッチャーたくさんいるので、同郷(滋賀)の横川くんだったりあの辺も今年、メキメキくると思う。自分もローテを勝ち取らないといけないと思いますし、田中さんは本当に追いつけ、追い越せのつもりでずっとやってきたので、今年もその気持ちは変わらずやりたいなと思います」と意気込んだ。

 則本は海外FA権を行使し、3年総額13億円の大型契約で巨人に入団。プロ1年目の13年には15勝8敗で新人王を獲得しており、球団史上初となるパ・リーグ優勝に貢献。通算373登板で120勝99敗48セーブ。

23日には人的補償として、プロ4年目の田中千晴投手が楽天に移籍することが両球団から発表されていた。

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