2023年夏の甲子園を制した慶応(神奈川)が24日、横浜市内の同校日吉台野球場で、24年の西東京大会に特別支援学校では全国で初めて夏の大会へ単独出場した青鳥特別支援の部員13人と、知的障害を持つ中高生の硬式野球挑戦を支援する「甲子園夢プロジェクト」の選手25人と合同練習会を行った。

 合同練習会は2021年にスタートし、のべ7度目。

慶応ナインはウォーミングアップ中から積極的にゲストの選手たちと関係を築き、ノックや打撃練習などで汗を流した。森林貴彦監督(52)は「野球をやる仲間の大切さとか、野球という共通言語でプレーする仲間感覚みたいなものが、1日の中にこうやってできる。それは素晴らしいこと。(選手)一人ひとりが今日どういうことを感じたのかを一番大切にしたい」と語った。

 懸命に白球を追い、グラウンドを駆け回る選手たちの姿は部訓である「エンジョイ・ベースボール」に通じる部分もあるという。「野球って、やっぱり楽しむべきものなんだなと。うちはエンジェイ・ベースボールと言ってますけど、逆にいつもエンジョイ・ベースボールを教えてもらう気がします。勝たなきゃとか、自分はこうしなきゃみたいな、邪念みたいなものが洗われるというか…。いろんなものを教わったり、刺激を受けたと思うので、それは一人ひとりが受け止めてもらえたらうれしい」と、期待した。

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