3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表の追加メンバー10人が発表された。残るは1枠となり、先発ローテーションが見えてきた。

 先発3本柱を形成するのは、ドジャース・山本由伸投手(27)、オリオールズからFAの菅野智之投手(36)、エンゼルス菊池雄星投手(34)のメジャー組が有力とみられる。井端監督はWBC球やピッチクロックなどのルールに慣れたメジャーリーガーへの信頼をたびたび口にしてきた。山本は昨季のレギュラーシーズン30登板で12勝8敗、ナ・リーグ2位の防御率2・49。ワールドシリーズでは3勝0敗、防御率1・02でMVPを受賞し、体調さえ万全ならば、絶対的なエースとして不安要素は見当たらない。

 菅野はオリオールズからFAとなり、所属先が未決定の中での選出となった。17年WBCでは先発の一角として4強入りに貢献した。準決勝・米国戦では6回1失点(自責0)と好投。21年東京五輪ではコンディション不良による辞退もあり、17年以来自身9年ぶりの出場。大崩れしない安定感は心強い。

 メジャー通算48勝58敗、防御率4・46で自身初の侍ジャパン入りを果たした菊池は「チームでは年齢的にも上の立場になると思いますが、自分に求められている役割をしっかりと全うし、日本の勝利のために全力で腕を振ります」と意気に感じている。メジャーでの7シーズンで得た経験の伝道師としても頼もしい存在だ。

 大谷の二刀流起用は現状未定だが、投手起用が可能となれば、自慢の投手力はさらに盤石なものとなりそうだ。

【侍ジャパン投手陣と主な役割の予想】

◆先発

山本由伸

菅野智之

菊池雄星

◆第2先発

伊藤大海

種市篤暉

曽谷龍平

宮城大弥

北山亘基

高橋宏斗

◆救援

松井裕樹

大勢

平良海馬

石井大智

松本裕樹

◆未定

大谷翔平

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