◆第66回きさらぎ賞・G3(2月8日、京都競馬場・芝1800メートル)

 クラシック出走を確実にするため、ゾロアストロ(牡3歳、美浦・宮田敬介厩舎、父モーリス)にとってここは負けられない一戦だ。2走前のサウジアラビアロイヤルC・G3は1・9倍の1番人気に支持されるも、スタートから行き脚がつかず後方からの競馬で0秒3差の3着。

前走の東スポ杯2歳S・G2は上がり最速32秒7の脚を見せたものの、パントルナイーフに頭差及ばず2着に敗れた。賞金加算には成功したが、大舞台へ臨むには賞金順で安泰と言えない立場だ。

 前走後は福島・ノーザンファーム天栄へ放牧に出され、1月14日に美浦トレセンに帰厩した。ウッドと坂路で入念に乗り込まれてきている。1月29日の1週前追い切りは、Wコース2頭併せで、僚馬ロジシルバー(6歳3勝クラス)を内から3馬身追走し、直線は強めに追われて半馬身ほど先着した。6ハロン81秒4―11秒4の好時計で順調さをうかがわせた。

 鞍上も心強い。短期免許で来日中のトール・ハマーハンセン騎手=ドイツ=は同じ京都外回りの3歳重賞シンザン記念・G3を制しており、コース特性をつかんでいる。同馬はキャリア4戦ですべて外国人騎手が騎乗しており、今回のパートナーも手が合いそうだ。ここで重賞初タイトルを勝ち取り、春の大舞台へ弾みをつける。

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