2月1日のWIN5は、通算10度目の的中なし。16度目のキャリーオーバーとなり、5億3990万5240円が8日開催に繰り越しされた。

出走馬が確定した第76回東京新聞杯・G3(8日、東京)を筆頭に、今週も一筋縄ではいかなさそうなレースが並ぶが、美浦の坂本達洋記者が枠順確定前に意欲の“先行予想”を行った。

 5億3990万円超にはやはり、胸が騒ぐ。1日のWIN5の結果はまさかのキャリーオーバー。発表された直後は、ただ、驚いただけだったが、徐々に心のなかがヒートアップ。住宅ローンを完済とまではいかなくても、一部繰り上げ返済を狙って鼻息は荒くなった。

 むやみに点数を増やさず、メリハリの利いた買い方を心がけたい。東京10R、京都10、11Rの3レースは点数を絞り、荒れそうな小倉と東京の11Rは多めに頭数を選択すべきとみる。特に東京10R・初音Sと京都11R・きさらぎ賞は、それぞれ12頭立て、9頭立てと比較的少頭数のメンバー構成で、この2レースをうまく突破できるかが、ポイントなのは言うまでもない。

 キーマンは先週末終了時点で関東トップの今年6勝を挙げている上原佑調教師だ。京都10、11Rにそれぞれ有力馬を送り込んでいる。いずれも「通用していい」(ポッドベイダー)、「楽しみが大きい」(ゴーイントゥスカイ)とトーンが高く、この新進気鋭の厩舎の勢いも予想に加味しておく必要がある。

(坂本 達洋)

 【京都10R・見解】ポッドベイダーが前走以上の出来で巻き返す。

ダート重賞初挑戦だった前走のカペラS(7着)も、しまいで脚は使えており、ここは立ち回りひとつか。B着用の近2走が好内容のナムラフランクは外せない。テイエムトッキュウの逃げ切りに要注意。

 【東京10R・見解】前走のエリザベス女王杯で0秒4差の4着に好走したリンクスティップが主役だ。桜花賞3着と実績上位で、ここは“1点突破”も考えて手堅い決着を期待する。ミッキーツインクルの前残りに警戒。大崩れのないロジシルバーが穴で不気味。

 【小倉11R・見解】12頭立てでも粒ぞろいのメンバーで難解な一戦だ。当舞台2戦2勝の小倉巧者アスクドゥポルテは、叩いた上積みも見込めて期待できる。素質上位のレーゼドラマは、かみ合えば反撃可能。小倉は好相性のドラゴンヘッドが滞在2戦目で一発。

 【京都11R・見解】ゴーイントゥスカイは、前走の京都2歳S3着が負けて強しの内容。

コンビを組む荻野極も好感触なら、人気でも押さえたい。狙いは実績上位のゾロアストロと素質馬のエムズビギンあたりまでにとどめたいが、ラフターラインズが好調教で穴。

 【東京11R・見解】一筋縄ではいかなそうなメンバーで手広く狙いたい。実績上位のウォーターリヒト、エルトンバローズ、オフトレイルはもちろん、出来の良さが目を引くエンペラーズソードも軽視禁物だ。距離短縮で折り合えればシリウスコルトが侮れない。

※見解はあくまで枠順確定前のものです。

 ◆1日のWIN5 今年初めてキャリーオーバーで、発売票数は771万2932票。対象1レース目の京都10R(八坂S)は伏兵7番人気のメイショウゲキリンが勝利し、一気に8万5391票に減少。2レース目の東京10R(節分S)は2番人気のウイントワイライトが勝つも1万514票となった。3レース目の小倉11R(門司S)は5番人気コトホドサヨウニの勝利で、671票まで減った。4レース目の京都11R(シルクロードS)では、16番人気のフィオライアが勝ったため、残りは8票に。最後の東京11R(根岸S)は6番人気のロードフォンスが勝利し、的中なしとなった。

通算10度目の的中なしで、16度目のキャリーオーバー。5億3990万5240円が8日に繰り越しとなった。

 ◆前回キャリーオーバー後のWIN5 25年10月4日の発売分に的中票がなし。2億5706万3660円のキャリーオーバーが発生したが翌5日に、歴代4位の高配当4億7517万1040円が飛び出した。発売票数2361万7707票でスタート。対象1レース目でブービー16番人気馬が勝ち、いきなり6万2795票に激減。2レース目は4番人気馬が勝って3151票となり、3レース目の8番人気馬の勝利で、199票まで減った。4レース目は5番人気馬(残り15票)、5レース目も5番人気馬が勝ち、4票が残った。なお、この日の売り上げは23億円以上となった。

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