米時間2月4日。デトロイト・タイガースファンにとって悲嘆と歓喜の1日になった。
深夜になって今度はアストロズからフリーエージェントになっていたフランバー・バルデス投手と1億1500万ドル(約180億円)の3年契約でタイガースが合意したといううれしいニュースが届いた。32歳のバルデスはローテーションに定着した2020年以降の6年間で973イニングを投げて、5年連続2桁勝利ををマークしているタフネス左腕だ。
これでタイガースは2年連続でサイ・ヤング賞に輝いているタリク・スクバル投手とメジャーを代表する左腕2人がローテーションの1、2番手を組むことが確実となった。スクバルは5日、年俸調停史上最高額となる年俸3200万ドル(約50億円)が支持され、2人の左腕は年俸面でも突出する存在となった。
2人は昨年そろって13勝。バルデスの1試合平均援護点(9イニング換算)は規定投球回以上ではメジャー2番目に少ない2・8点。スクバルは4・4点あったものの、大量援護がある一方、7月以降の14試合は0点3度、1点4度、2点1度と計8試合もあって、その間3勝しか加えることが出来なかった。
スクバルは2024年に18勝、バルデスも2022年17勝、2024年15勝と近年では一流クラスの勝利数15のラインを超える数字を残している。
タイガース史上、左腕2人が15勝ラインをクリアしたシーズンは2度しかない。1度目はリーグ初優勝した1907年に15勝カルテットが誕生した中、エド・キリアンが25勝、エド・シーバーが18勝。
2025年シーズン。ヤンキースはマックス・フリード19勝、カルロス・ロドン18勝と同一チームの左腕2人が最多勝を争った。地区シリーズでマリナーズに敗れたタイガースのファンにとっては、球団史上3度目の左腕15勝コンビ誕生どころか、昨年ヤンキースの両左腕が演じたような最多勝争いを演じてレギュラーシーズン、ポストシーズンを勝ち抜くことを夢見ているのではなかろうか。
※参考資料 米大リーグ公式サイト、ベースボール・リファレンス
蛭間 豊章(ベースボール・アナリスト)
蛭間 豊章(ひるま・とよあき)1954年3月8日、埼玉県生まれ。名門・大宮高野球部は1年で退部したが、野球への愛着が募り、73年報知新聞社入社。記録記者、MLB専門記者と野球一筋。野球知識検定3級。ウェブ報知内のブログ「ベースボール・インサイド」(https://weblog.hochi.co.jp/hiruma/)や野球コラムも執筆中。愛称は「ヒルマニア」。










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