◆新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in OSAKA」(11日、大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪))観衆5507人(札止め)

 新日本プロレスは11日、大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)で「THE NEW BEGINNING in OSAKA」を開催した。

 第1試合のスペシャルタッグマッチで今大会を最後に新日本プロレスを退団する高橋ヒロムの壮行試合が行われた。

 ヒロムは、石森太二と組み、ジェイコブ・オースティン・ヤング、フランシスコ・アキラと対戦。試合は石森が9分40秒 Bone Lockでオースティン・ヤングを破った。

 バックステージでヒロムは「おお、終わっちまった、終わっちまった、終わっちまった、終わっちまったけれども、終わっちまったけれども、この2人がすごすぎる! 石森さん、ありがとう。そして、サンキュー・ロビー」などとコメントすると、バックステージを去った。

 その後、エル・デスペラードがヒロムを捕まえてバックステージに現れると、ヒロムは「何、何? なによ! なんで! なんでいるの? 今日、試合ないだろ? なんでいるの?」と問いかけると、デスペラードは「ここでお前にしゃべるためだけに来てんだよ」と明かした。

 そして同期入門のヒロムとデスペラードは、練習生時代の思い出を語り合うと、デスペラードは「ありがとな」と感謝とこれからのエールを送った。ヒロムは「ありがと。俺からも一つ……同じこうやってプロレス界にいるんだよ。お互いプロレスやるんだよ。だったらさあ、俺、勝負ごと好きなんだよ。どっちがスゲエかって、俺好きなんだよ。そんなの比べられることじゃないかもしれないけど、だからさ、デスペラード、俺とお前、どっちがスゲエレスラーになるか、勝負しようぜ」と言葉を贈った。

 デスペラードが去るとヒロムは「すごくなって帰ってくるよ。俺の夢は、変わらないから。IWGPジュニア王者のまま、ジュニアとしてIWGPヘビー級のベルトを獲り、そしてゴールデンタイムで試合をする。そして、もうひとつ、新しい夢ができた。それだけ……」と掲げた。

 試合後にヒロムは、動画配信「NJPW WORLD」で解説を務めた。メインイベントのIWGPヘビー級選手権でジェイク・リーを破った王者・辻陽太からリングインを促されると、再びリングに上がりマイクを握った。

 ヒロムは「陽太様、ありがとう。出てく俺にこんな喋る機会を与えてくれて本当にありがとう。今日のマイク聞いたら、俺めちゃくちゃワクワクしちゃったよ。さすがだね。じゃあ、俺も好きなことを言わせてもらおうかな~」と切り出し以下のメッセージを発した。

 「よく言われるんですよ。『もうヒロムちゃん、新日本プロレスやることないもんね~』って。『ジュニアとしてさ、やること全部やったよね』って。いやいやめちゃくちゃあるわ! 俺の夢知ってるか? IWGPジュニア王者になり、ジュニアのままIWGPヘビー級のベルトを獲り、そしてゴールデンタイムで試合をすること。でもさ、今の俺じゃちょっと無理だなって思っちゃったんだよ。俺、そんな自分が凄ぇ嫌いになったんだよ。でも、そんな時にもう一つ夢を思いついちゃってさ、その夢に行きたいなって思っちゃったから、後悔しないように新日本プロレスを飛び出すことにしました。今から俺がその夢を言って、みんながどう思うかは分からない。どう受け取るかも分からない。でも言わせてくれ。俺の夢は、IWGPジュニアのベルトを巻き、ジュニアのままIWGPヘビー級王座を獲り、ゴールデンタイムで試合をすること。そしてもう一つ欲しいべルトが見つかった。

そしてもう一つやりたい野望が見つかりました。皆さん、16年間、本当にありがとうございました。バイバイなんて言わねぇよ。またね~! また会うその時まで、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、みんなで悔いのない人生を、そして新日本プロレスを、そして高橋ヒロムを楽しもうぜーッ!」

 マイクを終えると「Unbound Co.」のメンバーが揃ってリング中央で写真撮影。さらにメンバーたちに胴上げされ、花道をダッシュ。入場口のライオンマークに手をかざし、ファンに手を振って新日本プロレスを去った。

 ◆2・11大阪全成績

 ▼第0試合 村島克哉壮行試合 20分1本勝負

矢野通、〇真壁刀義(8分17秒 キングコングニードロップ↓体固め)嘉藤匠馬、村島克哉●

 ▼第1試合 スペシャルタッグマッチ 高橋ヒロム壮行試合 30分1本勝負

〇石森太二、高橋ヒロム(9分40秒 Bone Lock)ジェイコブ・オースティン・ヤング●、フランシスコ・アキラ

 ▼第2試合 スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負

〇ドリラ・モロニー、鷹木信悟(9分24秒 WAR DRAGONS↓片エビ固め)グレート―O―カーン、HENARE●

 ▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 60分1本勝負

ボルチン・オレッグ、〇YOSHI―HASHI、後藤洋央紀(12分20秒 泥眠↓エビ固め)ハートリー・ジャクソン●、大岩陵平、ザック・セイバーJr.

 ▼第4試合 スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負

〇アンドラデ・エル・イドロ(14分20秒 ザ・メッセージ↓片エビ固め)ゲイブ・キッド●

 ▼第5試合 スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負

〇カラム・ニューマン(13分53秒 プリンスズカース↓片エビ固め)デビッド・フィンレー●

 ▼NEVER無差別級選手権試合 60分1本勝負

〇挑戦者・成田蓮(2分08秒 地獄の断頭台↓体固め)王者・ウルフアロン●

 ▼IWGPタッグ選手権試合 60分1本勝負

王者組・〇OSKAR、Yuto―Ice(19分37秒 K.O.B↓片エビ固め)挑戦者組・上村優也●、海野翔太

 ▼IWGPヘビー級選手権試合 60分1本勝負

〇王者・辻陽太(23分40秒 ジーンブラスター↓片エビ固め)挑戦者・ジェイク・リー●

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