巨人1軍が宮崎キャンプを打ち上げました。阿部慎之助監督が「新しい巨人を作る」と掲げた今季、まずは2月1日からの12日間を取材に基づいて分析します。
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実戦に向けた準備期間は終了した。宮崎での全3クールを振り返ると、橋上秀樹オフェンスチーフコーチの言葉通り、「こんな巨人は見たことがない。この時点で誰がどのポジションに入るか、レギュラーが一人も決まってない状態は過去になかった。本当に新しいチームが出来上がる気がする」。記者も巨人キャンプは19年目。不安が残る一方で、阿部監督がどんな開幕オーダーを作るのか、楽しみの方が勝る。
まずは、チームの背骨となるセンターラインの形成だ。このキャンプで評価を上げたのは日本ハムからFA移籍で新加入した松本剛。「スマートな外野手。捕る、走る、投げるのどれを取ってもセンスがいい。
問題は二塁手。吉川尚輝が両股関節の手術からいつ復帰できるかが未定で、現状の見立ては厳しい。持ち前の広い守備範囲をどこまで戻せるか。開幕に限って言えば、阿部監督は無理させないだろう。宮崎キャンプでは門脇誠、浦田俊輔、育成の宇都宮葵星という俊足トリオが競ったが、11日の紅白戦では泉口友汰の可能性も試した。また、2年目の石塚裕惺がこのまま頭角を表してくるようなら、かつて坂本勇人が高卒2年目で開幕セカンドを勝ち取った時のような、あの再現すら想像できる。俊足トリオほどの守備範囲はなくても、石塚の堅実さは光る。
このセカンド争いに関連してくるのが、一、三塁。主軸候補の新外国人・ダルベックとリチャードに、坂本の復活にも期待したい。
全体を見渡しても、ここまで名前を挙げていない丸佳浩やキャベッジは順調で、中山礼都や佐々木俊輔も十分な外野のレギュラー候補。2軍には若林楽人もいる。ルーキーの皆川岳飛や知念大成、遊撃手の小浜佑斗の評価も高い。右ふくらはぎを肉離れした浅野翔吾にも、いずれチャンスは訪れるだろう。
スポーツ報知評論家の高橋由伸氏が「選手の数はそろってる。特に、中山やリチャードあたりがしっかりと開幕レギュラーをつかめるようなら、チームは新しくなっていくよね」と語り、「まあ、ここからでしょ」と楽しみにしていた。今まで以上に、勝利と育成を同時進行させなければいけない今季、沖縄・那覇での第2次キャンプでどう指揮官が見極めるのか。群雄割拠の時代に突入していることは間違いない。(報知プロ野球チャンネル・水井 基博)










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