巨人は12日、1軍宮崎キャンプを打ち上げた。阿部慎之助監督(46)は「大きなけが人なく全員元気に沖縄にいける。

それが一番」と総括。14日からの那覇キャンプは対外試合が7試合あり、本格化する競争に目を光らせると明言した。

 「全員にチャンスがある」とフラットに見てきた。練習、紅白戦では結果を重視せず、野球への取り組み方や考え方など細かい部分をチェック。野手は早朝の早出練習から居残り練習まで連日バットを振り込んだ。丸、坂本らベテラン陣の仕上がりの良さも目立った。

 WBC出場の大勢、侍ジャパンサポートメンバーの中山がチームを離れるが、1、2軍入れ替えは行わず投手20人、野手20人で13日に沖縄に移動する。「実戦も入ってくるので、見極める期間にもなってくる。選手はオフからやってきたことが本物か問われる」とサバイバル激化に期待する。

 3日間指導した松井秀喜臨時コーチには「有意義な時間だった。本当にありがたかった」と感謝。阿部監督は木の花ドームでの居残り特打で門脇、荒巻を相手に自ら打撃投手を務めて熱投し、宮崎での鍛錬を締めくくった。

(片岡 優帆)

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