昨季限りで広島を退団し、今季からチェコ共和国の野球リーグでプレーする宇草孔基外野手(28)が13日、出身地である東京・墨田区の山本享区長を表敬訪問した。新天地での目標を「首位打者。
初心に立ち返った。宇草にとって墨田区は野球を始めた原点の地。小学生の頃は墨田リトルリーグ(現・城東リーグ墨田リトル)、中学でも墨田シニアで汗を流した。常総学院、法大を経て2019年にプロ入り。24年には4月に3本塁打を放って頭角を現したが、その後は故障に泣いた。6年間を振り返って「苦しいことの方が多かった。ほぼ苦しかった。ベストを尽くしてやったけど、少年の頃の気持ちというか、野球楽しいという思いを取り戻せたのは最後の最後でした」と宇草。その上で「昨年ずっと2軍だったけど、感覚がすごくよくなってきて自分の感覚で野球を楽しめる少年の頃に戻れてきた。このまま辞めるのはもったいないと。
現地時間4月10日に開幕するチェコ野球リーグ・エクストラリーガの「コトラーシュカ・プラハ」へ入団する。同じリーグには昨季までロッテに在籍した荻野貴司外野手も「ドラチ・ブルノ」でプレー、開幕戦で対戦する。「荻野さんのチームが最近ずっと優勝していて、自分の行くところは過去に優勝したことがある感じ。ここからこう盛り上げたいみたいなチーム」と宇草。チームのオーナーが経営するレストランやビール工場で働きながら、金曜日から日曜日までの3日間、試合をこなしていくという。
「ふだんは働きながら夜に練習。なんかそれも面白いなと。野球に対してもチェコは熱いのでファンと一緒に分かち合いたい。そんなコミュニティーを日本でも作っていきたい」と熱く話す宇草に、山本区長は「まずは大活躍してほしい。貴重な経験をぜひみんなに伝えるのもすごくいい仕事になる。永住してもいいしね」。










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