3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンが14日、宮崎での強化合宿をスタートさせた。午前10時過ぎから約4時間、野手は打撃練習やノックで、投手は投内連係などで汗を流した。

初日を終えた井端弘和監督(50)は「ある程度、仕上げてきてくれているのはわかっていたので、やっぱり一流の選手が集まっているので動きはよかったなと思います」と目を細めた。

 アドバイザーとして、パドレスのダルビッシュ有投手が訪問し、ブルペンでは松本や北山に助言を送る場面もあった。指揮官は休憩時間もあまりとらず、熱心に動いたベテランの姿を見て「惜しみなく、選手も(助言を)聞きに行けばいいと思いますし、僕はほとんど(今日の練習中は)携われていないですけど、精力的に動いてくれているので、宮崎にいる間にいろんなものを吸収して生かせたらいいなと思います」と、チームに大きな影響をもたらしていることを実感した様子だった。

 また、巨人やヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏=ヤンキースGM付特別アドバイザー=が、激励に訪れた。井端監督は「すごくありがたいですよね」と感謝。「向こう(アメリカ)でやられていた方ですし、実績も申し分ない方に来てもらえたのはありがたいなと思います。向こうに行きたい選手もいると思いますし、アドバイスを求めている人もいましたので、それを生かしてほしいなと思います」と語った。

 練習前には訓示を行った。23年の前回大会王者として臨むのではなく「チャレンジャー」として戦うことを強調。「常にそういう気持ちでやらないといけないのかなと思いますし、全員が同じメンバーではなく、初めての選手もいるので、そこは仕切り直してやっていかないといけない」と気を引き締め直した。

 24日の最終日まで1週間。「チームプレーを含めて詰めるところは詰めていかないといけないし、状態もさらにもう一段上げるなかで、けがだけには十分気をつけないといけない」。

レジェンドコンビの力も借りてチームの成熟度を高めていく。

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