3月の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けて宮崎強化合宿中の侍ジャパン・井端弘和(50)が20日、ドジャースの編成部選手育成、能力開発担当主任として大谷翔平投手(31)の通訳も務めてサポートするウィル・アイアトン氏(37)をアナリストとして招集することを明かした。ド軍では編成部に所属しデータを扱う仕事をメインとしており、指揮官は「メインはデータ班に入ってやってもらいたい」と“起用法”を思い描いた。
父親は日系米国人で、母親はフィリピン人。父の仕事の関係で15歳頃まで日本で過ごし、その後はハワイやロサンゼルスの高校、大学に通った日本語と英語のバイリンガルだ。
12年にはフィリピン代表に選出されて、WBCの予選に内野手として出場したが本戦出場の切符はつかめなかった。その後レンジャーズのマイナーで1年間プレー。選手としての道は諦めたが、16年からはドジャースで前田健太投手(現楽天)の通訳を務めた。
その後はデータ分析などを担当。マイナーからメジャーに昇格し、「編成部選手育成、能力開発担当」の肩書がつき、ドジャース首脳陣からの信頼も厚い。前田が退団し、大谷が加入するまでは日本人選手が在籍していなかったが、同職でチームに貢献していた。
大谷がドジャースに加入した直後に元専属通訳が解雇され、急きょ通訳を兼任することになった。いまでは二刀流でフル回転する大谷を通訳、データ面など様々な側面からサポート。この日も打撃練習をしているグラウンドの外野で大谷がキャッチボールを行うと、大谷のすぐ横に立って打球から大谷を守った。打球が飛んできた際には元マイナーリーガーの意地を見せてダイビングキャッチを見せ、大谷が両手を挙げて大喜びしていた。
チームの盛り上げ役としての一面も持つ。前田の通訳を務めていた時代にはドッキリを仕掛けられる動画を公開されたこともあった。いつもは必ずと言ってもいいほどデータ等が書かれた紙を持ち歩くなどせわしなく動いているが、昨年の地区優勝決定時にクラブハウスで行われたシャンパンファイト中に、ナインに促されるようにして美酒の海にスライディングをして盛り上げた。
大谷からの信頼があるからこそ、今キャンプで大谷が取材に応じた際も、「もう大谷に通訳はいらないのでは?」という質問が米メディアから飛んでも大谷は「いや必要ですね。誰かが意地悪な質問するので回避するために」と笑い飛ばしていた。
大谷だけでなく、山本や朗希が投球練習をする際にも必ずと行っていいほどすぐそばに立ってデータなどの面から助言を送っている。山本には専属の園田通訳がついているが、試合中にマウンドに通訳として向かうのは、アイアトン氏の役目だ。
24年には日本テレビ系「行列のできる相談所」にコメディアンとして活動する弟のトーマス・アイアトン氏が登場。父のウィリアム・アイアトン氏は、ワーナーエンターテイメントジャパンの元社長という経歴も持っている。ウィル・アイアトン氏の兄のマシュー氏は吉本興業米国のCEOも務めている。
昨季は大谷、山本、朗希の日本人トリオの活躍なくしては、ワールドシリーズはなかった。大谷は56本塁打を放って、6月からは投手にも復帰して二刀流でチームの先頭に立ち、山本はエースとしてワールドシリーズまでフル回転。










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