◆第43回フェブラリーS・G1(2月22日、東京競馬場・ダート1600メートル、良)

 今年最初のJRA・G1に16頭が出走し、1番人気のダブルハートボンド(牝5歳、栗東・大久保龍志厩舎、父キズナ)は3着。1997年のG1昇格後初の牝馬制覇はかなわなかった。

 昨年12月のチャンピオンズCを制するなどJRA7戦7勝と無類の強さを誇っていたが、G1昇格後は牝馬の連対も一度だけ(2000年ゴールドティアラ2着)という「牡馬の壁」は厚かった。 

 クリストフ・ルメール騎手騎乗で2番人気のコスタノヴァ(牡6歳、美浦・木村哲也厩舎、父ロードカナロア)が史上3頭目の連覇を達成。勝ちタイムは1分35秒4。3番人気のウィルソンテソーロ(川田将雅騎手)が2着に入った。

 坂井瑠星騎手(ダブルハートボンド=3着)「いつも通り状態は良さそうでした。初めての芝スタートでうまく進まずモタモタするところがありましたし、勝負どころで少し戸惑うようなところもありました。それでも強い勝ち馬に食らいついて、改めて力があると感じました」

 岩田望来騎手(ブライアンセンス=4着)「ゲートは出ましたが、両サイドから挟まれてひるんでしまい、流れに乗れず後方からになりました。そこからリズムを取り直せましたし、最後は上位3頭と同じような脚を使ってくれました。前半に流れに乗れていればもっと際どかったと思いますし、G1初挑戦ということを考えればよくがんばってくれています。馬は今が充実期です」

 岩田康誠騎手(オメガギネス=5着)「勝負しに行きましたが、馬場が滑るのかな。4コーナーではよしと思ったが、手応えが消されてしまう感じだった。ゲートを出てうまく運べましたが残念」

 富田暁騎手(ペプチドナイル=6着)「外枠でしたしやりたい競馬をしようと思っていて、良いところで収まりました。

コーナーから馬の気持ちと相談しながら動いていきましたが、本当にリズム良く、雰囲気も良かったです。直線に向いても手応えが良かったので、一瞬夢を見ました。直線は長かったですが、すごく馬はがんばってくれました。僕もこの馬に競馬を教えてもらいましたし、またこの舞台に帰ってこられるようにがんばりたいです」

 横山武史騎手(ナチュラルライズ=7着)「スタートはあまり速くないので、中央のレースだとこれくらいのポジションになるかなと想定通りでした。少しハミをかみましたが、コスタノヴァの後ろで脚をうまく溜められたし、さすがG1馬だけあって最後までジリジリと脚を使ってくれました。負けてはしまいましたが、内容は悪くなかったと思います。稽古の感じは微妙でしたが、競馬に行って動きはすごくよかったです」

 三浦皇成騎手(ラムジェット=8着)「ゲートで後肢を落とす形で出て、いつも以上に進んでいかなかったです。直線も伸びませんでしたし、ゴール後の歩様も乱れていました。大事に至らず無事だといいのですが」

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