3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンエンゼルス菊池雄星投手(34)が22日、サンマリン宮崎で開催中の事前合宿へ合流し、練習後に取材に応じた。

 日の丸のついたウェアに身を包み、サブグラウンドでは力強くキャッチボールを繰り返した。

侍ジャパンの一員として臨む世界一への戦いへ、心境を明かした。

 「もう本当に最初で最後ですから、間違いなく。世界一になって皆さんと一緒に喜びたい。各選手、それぞれの思いがあってここに来ていると思います。世界一という共通のチームの目標はありますけど、個人の目標や目的はそれぞれ違っていいと思っている。アピールしたいでもいいですし、何でもいいと思うんです」

 そう語った上で、大会に出る動機について、こう表現した。

 「前回大会を見ていて、野球でこれだけ日本が盛り上がるんだというのをすごく感じましたし、野球人口が減っている中で、もう1回、子どもたちにプロ野球選手になりたいと、野球やってみたいと、そう思ってもらえるようなスポーツにもう1回するんだというところが、一番のモチベーションになっています。世界一になって、そういう思いになってくれる子どもが一人でも増えたらなと思っています」

 ジャパンのウェアに袖を通した感想について「うれしいという気持ちよりも、なんて言うんでしょうね。うーん…。なんでしょうね」と思案を巡らせ、「まあまあ、こんな感じですね。言葉にできない、と」と素直な気持ちを吐露したサウスポー。連覇を目指す侍に、心強い男が加わった。

(加藤 弘士)

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