◆「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026」日本13―3ソフトバンク=7回表終了後雨天コールド=(22日・ひなたサンマリンスタジアム宮崎)

 侍ジャパン・井端弘和監督(50)が、大勝にうなずいた。「打線は非常に活発だった」。

着火役となったのは「1番・近藤」だ。まずは0―1で迎えた初回先頭で3球目の直球を捉える中前打を放ち、打線に活力を注入。無死満塁から、佐藤輝の二塁内野安打で生還するなど、一挙4点の攻撃を先導した。さらに2回1死からも右前打を放つなど2安打2得点。「(長打で)かえす打者は今日みたいにいっぱいいる。(自身の役割は)何とか塁に出てってというところになると思うので、そこはよかった」と納得の表情だった。

 指揮官も通算出塁率4割1分7厘を誇る球界屈指のチャンスメーカーに対し「出塁率がすごい高い選手。12球団では群を抜いていると思いますし、ああやってヒットを打てば自然と(打線が)つながるかなと思う。非常にいい内容だった」と大絶賛した。

 本番でドジャース・大谷を上位に置いた場合、前の打者がひとつのキーになる。井端監督は本番でも近藤を先頭に据える構想を持っており、「イメージはあるんですけどね、自然と近藤選手も上位になってくるのかな」と、1番・近藤、2番・大谷から中軸へとつなぐ得点パターンを思い描いた。選球眼が良い近藤にとっては、うってつけの席といえる。

「別に違和感はなくできた」と近藤。リードオフマンを担う心構えはできている。(長井 毅)

◆記録メモ 侍ジャパンはWBCイヤー初戦、13―3で勝利。WBCで優勝した年の初戦は過去に06年12球団選抜に7―0、09年巨人に10―0、23年ソフトバンクに8―4とすべて白星発進。逆に準決勝で敗退となった13年は広島に0―7、17年はソフトバンクに0―2とともに黒星発進で、白星発進ならV率100%と吉兆だ。

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