◆第33回チューリップ賞・G2(3月1日、阪神競馬場・芝1600メートル=1~3着馬に桜花賞優先出走権)

 デビューから無傷2連勝を飾り、前走の阪神JF5着で初黒星を喫したアランカール(牝3歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父エピファネイア)が、母のシンハライトに続く同レースVへ向け、好仕上がりだ。斉藤崇調教師は「本当にすごくここまで順調に来られて、いい状態で出られそうな気はしますね」と期待する。

 圧巻の加速力だった。1週前はレースで騎乗する武豊騎手を背に、栗東・CWコースでヤマニンシュラ(4歳3勝クラス)の内を3馬身半追走。全体時計は6ハロン85秒4と平凡だが、ラスト2ハロンで11秒3―11秒1と抜群の切れ味を見せ、首差先着した。「しまいはしっかりと動けていて、ジョッキーの感触もいい感じかなと思います」とトレーナーは手応えを深めた。

 母のシンハライトは16年に後方からジュエラーと併せる形で脚を伸ばし、鼻差で勝利。続く桜花賞では、鼻差で逆転を許した。「桜花賞に向けては賞金を加算しないと。勝って本番に行けるように」。母の忘れ物を取り返すためにも、しっかりと勝ち切りたい。(松ケ下 純平)

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