◆第21回オーシャンS・G3(2月28日、中山競馬場・芝1200メートル、1着馬に高松宮記念の優先出走権)

 ウイングレイテストが、9歳馬以上では17年キーンランドC(エポワス)以来のJRA平地重賞Vを狙う。

 前走のカーバンクルSが23年スワンS以来のV。

24日の坂路では62秒2―13秒4とハツラツとした動きを見せ、畠山調教師は「順調だし、松岡も『調子がいい』と言っている」と、9歳馬の充実ぶりに目を丸くする。

 運動後にはカイバおけに顔を突っ込んで、一心不乱に食事を取る。「脚元を含めて丈夫だし、何よりよく食べる。人と同じで食べることが大事」と旺盛な食欲を頼もしそうに見つめる。

 ウインレーシングクラブの代表はビッグレッドグループの創設者・岡田繁幸氏の三男・義広氏。「繁幸社長から『牧場で壊れるくらいなら競馬でも壊れてしまう。こっちでしっかりやっていくし、トレセンでもしっかりやってもらって構わない』と。厳しく鍛える方針がウインにも受け継がれていると思う」。香港でG12勝のウインブライトも管理した師は、牧場での育成も息の長い活躍の要因と語る。

 同期には昨年のスプリンターズSを制したウインカーネリアンも控える。

 勢い十分の「ウイン大ベテラン組」が、短距離路線を盛り上げる。(浅子 祐貴)

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