◆「ラグザス 侍ジャパンシリーズ 2026」日本5―3中日(27日・バンテリンドーム)

 3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパン・井端弘和監督(50)が中日との壮行試合初戦を総括した。

 先発の宮城が3回55球で1安打無失点の好投を見せれば、種市が最速156キロの直球とフォークを武器に1回完全投球を披露。

本番の第2先発候補がそろって収穫のある内容となった。「投手は2度目の登板だったので、前回より全員よかったというふうに思いますし、種市投手は初めてでしたけど非常によかったなと思います」と納得の表情を浮かべた。

 下半身のコンディション不良でスロー調整だった種市は不安を払拭(ふっしょく)する投球。「入りからマックスでいけるっていうのがすごかったと思いますし、彼の特殊なフォークがインコースにだったりアウトコースに落ちたり、スライドぎみに落ちたり、いろいろ(変化の仕方が)あっていいピッチングだったと思います」と称賛した。

 一方の打線は初回1死位一、二塁の好機から4番・佐藤輝が右翼席中段へ先制3ランを放ち、結果を残した。「チャンスでああいう一振りで初回に3点入るのは非常に大きかったですね」と目を細めた。

 ピッチクロック、ピッチコムといった新ルールの違反者もゼロと、宮崎合宿から続けてきた対策が実った形となった。「こっちとしては早めに準備できたなと思いますし、徐々にね。あんまり気にせずやれてるのかなと思いますね」と評価した。

 2点リードの9回には守護神候補の大勢が右足をつって降板。高橋が緊急登板でピンチを救った。「(こういった緊急降板は)起きないのが一番だと思いますけど、ああいうところをみんなでカバーしていくのが大事かなと思いますし、本番でも(不測の事態は)十分(起こる)可能性はあると思うのでね、高橋投手に限らず全員でカバー出来たら」と強調した。

 28日の中日戦(バンテリンD)、3月2日のオリックス戦、同3日の阪神戦(ともに京セラD)を経て、同6日の台湾との1次ラウンド初戦に臨む。

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