侍ジャパン大谷翔平投手(31)=ドジャース=が28日、チームバスで球場に到着し、バスから降りるとキャップを逆にかぶって〝一番乗り〟で球場に入った。この日も関係者入り口付近には、大谷を一目見ようと、試合開始6時間前時点で多くのファンが待ち構えるなど、連日のフィーバーぶりだった。

 また、開場前で中日がフリー打撃を行うグラウンドにチームで一番乗りにグラウンドへ。ユニホーム姿で現れると、キャッチボールを開始。左翼フェンスにギリギリまで近づくと、ホームベース付近のブルペン捕手に投球モーションから投げ込んでいた。約100メートルほどの大遠投となった。

 ファンの前に初めて現れた前日27日にも、試合開始の7時間以上前の午前11時から侍ジャパンのユニホームを着た人々の姿が多数。グッズショップにも多くのファンが足を運んだ。チームバスの入り口付近には大谷らの姿を確認しようと、200人以上のファンが早くも集まった。ファンの数は午後2時すぎには600人超まで増加。2時30分すぎに1便目のチームバスが到着すると、大谷は乗っていなかったが「大谷~」という声が上がった。

 大谷は27日の試合前練習では、最大40メートルほど離れ、約13分間のキャッチボールを実施。その後はレフトスタンドにボールを投げ入れる“神対応”を見せ、ファンからは大歓声が送られていた。

 フリー打撃も行い、カブス鈴木誠也、レッドソックス・吉田正尚と“豪華共演”が実現した。

主役となったのが、やはり大谷。3スイング目にあいさつ代わりの鋭い打球を、今季から新設された右翼ホームラインウイングにぶち込んだ。1セット目は7スイングで2発を放ち、2セット目に本領を発揮。自身のドジャースでの登場曲「Feeling Good」が流れる粋な演出も始まる中、バットを一閃(いっせん)すると、5発目で最長となる右翼4階席に特大弾を運んだ。3年前をほうふつとさせるフリー打撃で27スイング中、衝撃の11発。ファンの視線をくぎ付けにした。

 メジャー組は規定で中日2連戦には出場できないため、試合序盤はベンチで盛り上げ、時差ぼけ対策もあってか試合中に、鈴木、吉田らとベンチから引き揚げていた。

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