◆第33回チューリップ賞・G2(3月1日、阪神競馬場・芝1600メートル=3着馬までに桜花賞の優先出走権、良)

 桜切符をかけた若き3歳牝馬によるG2が15頭で行われ、2番人気のタイセイボーグ(牝3歳、栗東・松下武士厩舎、父インディチャンプ)が惜敗続きに終止符。うれしい重賞初勝利を飾り、桜女王の有力候補に名乗りを挙げた。

勝ち時計は1分34秒3。

 デビュー3戦目の新潟2歳Sで2着となると、アルテミスSは3着。阪神JFも17番枠から3着と上位争いに加わりながら、悔しい敗戦が続いていた。だが、3歳初戦でようやくタイトル奪取。現3歳世代が初年度産駒の父インディチャンプにも初重賞をプレゼントした。

 2着には8番人気のナムラコスモス(田口貫太騎手)、3着には1番人気のアランカール(武豊騎手)が入った。

 西村淳也騎手(タイセイボーグ=1着)「本当にうれしいですね。松下先生にはたくさん、いい馬に乗せてもらっていたんですけど、重賞、大きな舞台でなかなか結果が出せなくて。こうして結果が出せてうれしいです。チューリップ賞は毎年スローペースになりがちですが、この子は切れ味があるので、それを信じて直線まで待ちました。(直線は)気持ち良かったですね。阪神JFで悔しい思いをしましたし、またこうして依頼をいただけて本当にうれしいです。

その期待に応えたいと思います」

 松下調教師(タイセイボーグ=1着)「スローペースだったのでドキドキしながら見ていました。きっちり届いてくれて、これで優先出走権があるので胸を張って桜花賞に向かえます。前走からプラス10キロで、本当に実になってきていますね。もともと背が高くて、ヒョロっとした感じだったんですが、だんだんボリュームが出てきました。4月生まれで、そういうのもあって、成長してくれているのかなと思います。2歳の時よりも成長しているので、今の状態で、(桜花賞で)どれだけやれるのかですね」

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