◆第63回報知杯弥生賞ディープインパクト記念・G2(3月8日、中山競馬場・芝2000メートル=3着馬までに皐月賞の優先出走権)

 前走の東京スポーツ杯2歳Sで3着だったライヒスアドラー(牡3歳、美浦・上原佑紀厩舎、父シスキン)は、本番への権利取りを狙って勝負気配が漂う。当初は共同通信杯を本線に1月14日に帰厩していたが、仕上がり具合を考慮して予定を延ばした。

上原佑調教師は「あまり(状態が)上がってこなかったのでこちらにしましたが、延ばしてよかったです。ここで皐月賞の権利を取りたいですね」と力を込める。

 重賞初挑戦だった前走は、内から馬群をさばきながら脚を伸ばして、もっとスムーズだったらと思わせる内容だった。昨年9月の中山での新馬戦は好位2番手から上がり最速33秒1と非凡な瞬発力を発揮して、3馬身半差をつける圧巻の走りだった。「中山は特に心配していません」と指揮官。まだ底を見せていない魅力を秘めており、上位の一角をうかがう。

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