阪神は2日、WBC韓国代表との強化試合(京セラD)で侍ジャパンに生きたデータを“提供”した。先発・才木浩人投手(27)が、初回に4安打集中されて2失点したが、その後は修正して3回5安打2失点にまとめた。
昨季セ・リーグ最優秀防御率に輝いた剛腕の反応がすべてを物語っていた。韓国打線と対戦した才木は「なかなか僕に対して初見で真っすぐを1、2、3で振ってくるというのは、あまりない。特に初回とかすごくタイミング合わせて振ってきた」。積極的な打撃に驚いた様子だった。
初回1死一塁から3番・李政厚に151キロ直球を中前に運ばれ、2死一、二塁からは5番・文保景に149キロを中前適時打にされた。米大リーグ・ジャイアンツでプレーする3番打者には、3回にも151キロで左前打を許した。「真っすぐに強いなっていう印象。レベルが高い。悔しかった」と相手の実力を認めた。
一方で、3回で奪った5つの三振はフォークが軸。速球を狙っているからこそ、低めの落ち球にバットが止まらない。「だから、フォークとかもああいう感じで空振りが取れている」。侍投手陣へのヒントが詰まった44球だった。
藤川監督は「(韓国代表は)チームプレー、連係が取れているチームだと感じました」と分析した。垣間見えたのは3―3の9回1死一、二塁の相手守備。二ゴロで一塁走者が一、二塁間に挟まれている間に二走がサヨナラのホームを狙ったが、相手の落ち着いた送球で本塁憤死。細かいプレーにもそつがなかった。
侍ジャパンは7日に1次ラウンド2戦目で韓国と戦う。「本戦が始まったら、非常に緊張感あるゲームになると思う」と“予測”した指揮官。ライバル国の生きたデータはプラスに働くはずだ。(小松 真也)










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