◆WBC強化試合 阪神ー日本(3日・京セラドーム大阪)

 侍ジャパンカブス鈴木誠也外野手(31)がスタメン出場し、会心のアーチを描いた。

初回2死の場面だ。

伊藤の投じた4球目、外角141キロ直球を完璧に捉え左翼席に運んだ。飛距離130・8メートルの特大の一発。ダイヤモンドを一周しながらお茶をたてるような新しいセレブレーションも見せた。

 23年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では代表に選出されるも、左脇腹の負傷で無念の辞退。今季はカブスとの5年契約最終年という勝負の1年を目前に控えながら、日の丸を背負って戦うことを選んだ。「なんとなく(出ないと)後悔が残りそうだなと思ったので、後悔するくらいならほかのチームもみんな出ますし、日本の選手もたくさん集まっていたので、そういうところでやれるのはすごい貴重なことだと思うので早い段階で出るつもりでずっと準備をしていました」と強い覚悟を口にしていた。攻守の中心として期待がかかる。

 2日のオリックスとの強化試合では「3番・中堅」で先発して2打数無安打だったが、2戦目で快音。昨季メジャーで32本塁打を放った男がパワーの片りんを示した。

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