日本学生野球協会は3日、審査室会議を行って高校の処分5件を決定した。高知(高知)のコーチ(36)に暴言と不適切指導(部内)で1月6日から3か月の謹慎処分、福岡第一(福岡)の部長(38)に不適切指導(部内)と報告義務違反で1月11日から2か月の謹慎処分を決めた。

 高知のコーチは、24年10月に夜食を購入するために寮の規則を破って外出した当時の1年生部員3人を指導する際、「殺すぞ」という発言をした。この様子を当時2年生の寮生が撮影。投稿者は不明だが、今年1月5日にSNSに投稿された。翌1月6日に同校の教員が発見し、ただちに聞き取りや調査が行われた。その中で、新たな暴言が判明。同コーチは23年11月にも当時3年生の寮生2人に指導した際、「殺すぞ」「しばくぞ」「なめとんのか」と発言していたという。

 福岡第一の部長は、昨年11月に規則を破って寮から外出した1年生4人に対し、寮の食堂で指導。食堂の机に部長と4人が向き合う形で座って指導していたところ、4人のうちの1人の話を聞く態度に激高し、自分の車のキーケースを机に投げつけた。またパンを運ぶ1キロほどのプラスチックのトレーを強く冷蔵庫にぶつける行為を行った。この指導の様子を別の野球部員が撮影。撮影者は分かっていないが、動画を共有された野球部員が今年1月9日にSNSに投稿した。それを見た1年生部員の保護者が野球部長に電話連絡を行い、翌10日の朝、部長が教頭に申し出て発覚したという。

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