巨人を応援する財界人の集い「第34回 燦燦(さんさん)会総会」が3日、都内のホテルで行われ、首脳陣と1軍選手を含め約180人が出席した。

 燦燦会は昨年6月に89歳で亡くなった長嶋茂雄さんが巨人の監督に復帰した93年に当時の背番号「33」にちなんで結成された。

この日は総会の冒頭で出席者全員で黙とうをささげた。

 その後、巨人オーナーの山口寿一読売新聞グループ本社社長(68)があいさつした。

 「今年の巨人軍は年明け最初のミーティングで阿部監督が『新しいジャイアンツを作る』と宣言して幕を開けました。ここにお集まりの皆さんは岡本和真がメジャーに行ってしまって大丈夫か、とご心配されていると存じますが、大丈夫です。前進あるのみ、新しい巨人を作るというのが監督の答えであります。監督の言葉通り、今年は新しく加入した選手がたくさんいます。投手陣ではウィットリー、ハワード、マタの外国人3投手、それに巨人に移籍してきてくれた則本くん、北浦くん、松浦くんと頼もしい仲間が増えました。ルーキーも竹丸くん、田和くん、山城くんも1軍のキャンプを完走しました。野手陣ではダルベックに松本剛くん。2年目の石塚くん、新人の皆川くんらが加わりました。ジャイアンツの長い歴史の中でチームの柱がいなくなることは過去にもありました。そういう時は必ず誰かが活躍して、それによってチームが生まれ変わって優勝争いを演じてきたんですね。

そのようにして巨人は90年あまり戦って参りました。去年について申し上げると最も悔しい思いをしたのは選手たちです。キャンプでは悔しさをバネにみんな真剣に練習しました。去年3割を打ってベストナインとゴールデングラブ賞をダブル受賞した泉口くんはキャンプ期間中1日も休まず、石塚くんとともに休みの日も練習して完走したということであります。他の選手もみんな同様です。燦燦会の皆様方にはどうか今年こそ躍動すると心に刻んでいる選手たちを暖かく励ましていただければ幸いでございます。阿部監督は今年チームのスローガンを前進としました。前進という言葉には不思議な巡り合わせがあります。昨年亡くなった長嶋監督はかつて現役引退の日に『我が巨人軍は永久に不滅です』という名スピーチを残しました。長嶋さんはあのスピーチで永久に不滅と語った後、前進という言葉を口にしていたんですね。長嶋さんはあの日『今後微力ではありますが巨人軍の新しい歴史の発展のために栄光ある巨人の明日の勝利のために皆様方からいただいたご支援、ご声援を糧としましてさらに前進していく覚悟でございます』と言ってスピーチを締めくくりました。52年前、長嶋さんは自分が引退した後、新しい巨人のために前進する覚悟と言いました。
その長嶋さんが亡くなって、阿部監督が今年、前進をスローガンとして、新しい巨人をつくると宣言しました。今年のジャイアンツはチーム一丸前進あるのみです。新たな覚悟でリーグ優勝、日本一を目指します。皆さまのご支援、ご声援を心からお願い申し上げましてあいさつといたします」

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