ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で連覇を狙う侍ジャパンが4日、同1次ラウンド(初戦は6日・台湾戦)に向け、新幹線で東京入りした。

 ドジャース大谷翔平投手らメジャーリーガーを含むメンバーは全員、サポーティングパートナー契約を結ぶユニクロの濃紺スーツに、青色のネクタイを着用。

東京駅に到着すると、大歓声が上がり、居合わせた多くの人々が自身のスマホで撮影を試みるなど大混乱。侍ジャパンの到着に備え東京駅では駅員の数を増やし「厳戒態勢」を敷いていたが、集まった約500人のファンに向け「押さないでください。もう一歩下がってください!」と声を張り上げる場面もあった。

 新大阪駅を出発する際も厳戒態勢が敷かれたが、大谷らメジャーリーガーの存在もあって居合わせたファンや利用客など300人を超える人々で大混雑となった。選手が乗り込んだ後も写真を撮ろうとスマホを持ってホームを走る熱狂的なファンが多発。係員が「大変危険ですので押さないでください!」と連呼するパニック状態となったが、発車時刻の10分前に、侍メンバーは乗車を終えていた。東京駅でも大谷が姿を見せるとファンからは「キャー!」と声が上がった。

 侍ジャパンは2月27、28日にバンテリンドームで中日と壮行試合を実施し、2連勝。3月2日のオリックス戦(京セラD)では3ー4で敗れたが、3日の阪神戦(京セラD)は5ー4で勝利した。

 大谷は先週24日に羽田空港着のチャーター機で帰国し、26日に名古屋でチームに合流した。会見では「時差ボケがあり、頭がボーッとするところもある」と話し、WBCに向けては「前回同様に、プレッシャーのかかる試合が多いとは思いますけど、気持ちはそんなに変わってない。1試合1試合大事だと思いますし、前回優勝したからといって、今回簡単に勝てるわけではないので。

自分たちの野球をしっかりやれることが、まず大事かなと思います」と決意を語っていた。

 大谷はWBC本大会前の最後の実戦となった強化試合・阪神戦には、「1番・DH」で先発出場。2打数無安打で途中交代したが、キャッチボール中には、フリー打撃のボールを拾って観客席に投げ入れるなど、ファンサービスでも観客を魅了していた。東京駅でも、改めて注目度の高さを証明した形となった。

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