◆第60回報知杯フィリーズレビュー・G2(3月7日、阪神競馬場・芝1400メートル=3着馬までに桜花賞の優先出走権)追い切り=3月4日、栗東トレセン

 迫力十分の加速だった。テイエムスティール(牝3歳、栗東・高橋一哉厩舎、父リアルスティール)は栗東・坂路でモンスエ(3歳未勝利)を4馬身半追走。

パワフルに前脚を踏み込んで54秒1―12秒6で首差先着した。降雨の影響で力を要する馬場状態。その影響を全く感じさせない力強いフットワークを見せた。高橋一調教師は「先週、しっかりやっていますし、馬場も重かったので無理せず。時計も予定通りです」とうなずいた。

 前走の紅梅Sは少頭数で前が残る展開だったが、外から上がり最速33秒7の脚で3着まで追い上げた。末脚の切れはこのメンバーでも引けを取らない。流れひとつで上位争いが可能だ。

 トレーナーは「しまいは確実にきてくれるし、新馬を勝った時と同じ舞台なのはいいですね。このクラスでどれくらいやれるか」と力を込める。抽選を突破し、自慢の決め手で重賞初挑戦Vをつかむ。(山本 理貴)

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