◆第60回報知杯フィリーズレビュー・G2(3月7日、阪神競馬場・芝1400メートル=3着馬までに桜花賞の優先出走権)追い切り=3月4日、栗東トレセン

 派手な動きも、速い時計も必要ない。マルガは栗東・坂路で初コンビの川田将雅騎手と呼吸を合わせることだけに終始した。

リアライズブルーム(3歳未勝利)を2馬身追走すると、ラスト1ハロン手前まで真後ろにピタリとつける。横に出してからも手綱は動かされず、真っ白な馬体はじんわりと加速。最後は55秒1―12秒9で併入に持ち込んだ。

 北村助手は「感触をつかんでほしかった。時計ではなくて、雰囲気を味わってくれれば」と納得の表情を浮かべた。ここまで適度に間隔を空けながらのレースだったが、今回は中2週。しかし、中間はしっかりと坂路で2本時計を出した。「きょうだいの中では、いい意味で一番素直です」と同助手。やるべきことはやり、桜花賞の権利を狙う。

 ここ2戦は差す競馬を教えながら、前残りの展開に泣いた。「まだ、色々と覚えていかないといけない時期だが、どんな競馬にも対応できると思います」と同助手。現状で18分の10の抽選さえ突破すれば、白い輝きを取り戻す準備は整っている。

(山本 武志)

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