◆プロボクシング ▽WBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級(58・9キロ以下)タイトルマッチ10回戦 王者・斎藤麗王―同級4位・大畑俊平(3月7日、東京・後楽園ホール)

 WBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級タイトルマッチの前日計量が6日、都内で行われ、王者の斎藤麗王(27)=帝拳=、挑戦者の同級4位・大畑俊平(25)=駿河男児=がともにリミットちょうどの58・9キロでクリアした。

 斎藤は昨年7月、同級王者・渡辺海(ライオンズ)に挑戦。

初回に2度のダウンを奪われたが、3回に逆転TKOで勝利し新王者となった。初防衛戦だが「チャンピオンだからとか、守るとか、全く興味がない。戦う以上は勝つ、というだけ」と強調。試合に向けて「課題は明確なので、そこに重点を置いて伸ばしてきた。スパーリングをやりつつ、実戦の中での防御の練習を多くやってきた」と話し、「防御をしっかりやりながら、攻撃に生かせるように」と続けた。

 前戦は2025年度年間表彰で年間最高試合賞(世界戦以外)に選出されたが、今回は「あんまり期待しないでください」と苦笑。「『さすが』と言われるような試合をしたい。もしいつもみたいな状態になるなら、切羽詰まってるなと思ってください」とジョーク交じりに語った。

 興行のメインイベントでは、東洋太平洋同級タイトルマッチで同門の波田大和(29)がV3戦に臨む。「同じアジアチャンピオンとして、存在を証明したい」と意気込んだ。

 対する大畑は、デビュー3戦目の日本ユース同級タイトルマッチで渡辺に判定負けを喫したが、以降は5連勝中だ。

 開催中の同級1000万円トーナメントには同門の木村蓮太朗が出場しているため、エントリーしなかった。

「トーナメントにチャンピオンは出ないと思っていたので、チャンスが来ると思っていた。狙い通りです。しっかり仕上げてきたので勝ちます。これまで節目で負けてきた。今回もやっと来た節目。これがあったから、と思える試合にしたい」と初タイトル獲得に意欲を示した。

 「ここでベルトを取れば、ジムにもトントン拍子にベルトが来る流れになる。僕がベルトを取って勢いをつけたい」。明日は地元・静岡からも応援団が駆けつける。「盛り上がるような面白い試合をしたい。(隣の東京ドームで)WBCもあるので、盛り上げないと」と目を輝かせた。

 戦績は斎藤が7勝(7KO)1敗、大畑が7勝(4KO)1敗。

 興行はU―NEXTでライブ配信される。

編集部おすすめ