◆WBC 1次ラウンドC組 台湾0―13日本=7回コールド=(6日・東京ドーム)

 山本がメジャーに活躍の場を移し、3年目を迎えた。日本で再会した人はみんなが「全く何も変わっていないのが本当にすごい」と口をそろえた。

話し方、接し方、振る舞い。それは侍ジャパンでも同じだった。

 この日は若月と3年ぶりにバッテリーが復活。チームに合流後、満面の笑みでからかった。「初戦は大事なんですから、ちゃんとやってくださいよ!」。オリックス時代に2度のノーヒットノーランを達成し、21年から3年連続で最優秀バッテリー賞を獲得。互いの性格を知り尽くすから、3学年上の若月も「先輩イジリ」を許せた。

 最後にコンビを組んだ23年の日本シリーズ第6戦では、ノイジーに156キロを本塁打された。若月は人さし指をクルクルと回し、フォークのサインを出していた。被弾直後のマウンドで「緊張してるんですか? ちゃんと指、回してくださいよ」と冗談っぽく“要求”したのも山本だった。「いつもの由伸」を思い出した若月も人一倍の努力家。相棒が投げた直近5試合の映像を深夜まで集め、研究していた。

絶大な信頼関係で結ばれた2人。連続世界一へ、さらに大仕事が待っている。(長田 亨)

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