◆WBC 1次ラウンドB組 英国2-8メキシコ(6日・ヒューストン=ダイキン・パーク)

 2023年大会の準決勝で日本に逆転サヨナラ負けしたメキシコが6日(日本時間7日)、英国相手に初戦に臨んだ。一度は追いつかれながらも、8回アランダ(レイズ)の勝ち越し3ランで一気に盛り上がり結局大勝した。

 緊迫した試合が一気に動いたのは8回だった。2者連続三振で2死となってから連続四球を選んで一、二塁。昨季、規定打席には届かなかったが打率3割1分6厘を残した左打ちのアランダが、代わったばかりの右腕ベックの内角の直球をうまくバットに乗せて左翼席まで飛ばした。3番打者は一塁を回ったところで絶叫し、ダイヤモンドを一周。本塁上ではチームメートが、メキシコのホームランセレブレーションでもあるソンブレロをかぶせてヒーローをもみくちゃにした。9回にもメキシコは2四球をきっかけに3本の長短打で4点を追加して最終的に圧勝した。

 前回、快進撃で準決勝進出したメキシコだが、初戦は格下の英国相手に苦しんだ。救ったのは、日本でも人気のアロザレーナ(マリナーズ)。6回に今季ナショナルズの正捕手候補のフォードに同点ソロを浴び、なおも2死一、二塁のピンチ。ジョンソンが左前安打を放ったが、左翼アロザレーナが本塁にストライク送球で勝ち越しを許さなかったのが結果的に勝因の一つとなった。

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