3月4日に新規開業した松尾卓哉調教師(44)=美浦=が7日、中山4Rのヴラディアで初出走を果たした。重賞好走馬もいるなか、単勝116・4倍で13番人気の伏兵ながら5着と健闘した。

 レースを見届けた松尾調教師は「(転厩前の)小西厩舎でだいぶ調整をしてもらって、無事に完走することができてほっとしているところです。バトンを受けた者として一定の責任は果たせたのかなと思っています」と安堵の表情を浮かべた。最初のレースで掲示板に載ったことについて、「だいぶメンバーが強く、道中落鉄していたことを加味すれば、頑張ってくれました」と管理馬をねぎらった。

 助手時代とのレース前の心境の違いには「これまでは後ろ盾となる先生がいる状況で仕事をしていましたが、今後は頼れないので気持ちが引き締まります」と語った。

 26年に開業した7名の調教師の中で先陣。今後については「スタッフの意識を統一して、しっかり松尾厩舎の色を出したい」と抱負を口にする。無事に船出を果たした次は、もちろん勝利を目指す。

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