バレエダンサーで女優の上野水香が7日、フランスの老舗ファッションブランド「レペット」との世界初のコラボレーションレオタードを自身がプロデュースするトータルブランド「piuprima di mizuka」から発売することを発表。このほど都内で行われた取材会で、コラボに込めた思いや20日からスタートする東京バレエ団での冠公演への意気込み、新たに歩み始めた女優としての期待を語った。

 幼い頃から憧れのブランドに自らアプローチしたという同プロジェクトは「自分が着て、踊りたいレオタードをつくる」をコンセプトにデザイン、素材や色のセレクト、サンプルの作成と約3年の月日をかけ誕生。世界初のコラボに「不可能だと思っていたので、その一人目になれたことがすごく光栄で、本当に感慨深いです」と声を弾ませ、「シンプルでありながら身体のラインを美しく見せてくれる。今回のコラボレーションには、オフショルダーのデザインに加えて、素材、色にも自分の好みを反映させました。見た目の品格と美しさ、そして着やすさを実現させたレオタードができたのではないかな」とアピールした。

 上野がゲスト・プリンシパルを務める東京バレエ団では「上野水香オン・ステージ」と題した冠公演が、20日の東京文化会館などで上演される。今回で3度目の開催で「私の名前を冠した公演ということで、私がいっぱい出てきます」との紹介で笑いを誘った。上野は、同公演では、20世紀を代表する世界的振付家、故モーリス・ベジャール振付の「ボレロ」を中心に、東京バレエ団の仲間たちと魅力を余すことなく表現する。東京バレエ団に入団してから20年間、何度も踊り続けてきた作品に「自分の人生と共に歩んできたという感覚がある。ダンサーの誰もが踊りたいと願うような本当に魅力的で感動的」と力を込め、「これからも本当に大切にしたいし、人の心を動かすエネルギーを持つ作品だってことはもう間違いないので、ぜひいろんな方に体験してほしい」と呼びかけた。

 1月にはNHK夜ドラ「替え玉ブラヴォー!」でドラマ初出演、女優としてのデビューを果たした。作中で演じたバレエダンサーの役に「私の立ち位置にも近い役柄だったこともあり、日々の延長上のように割とリアルに自然に演じることもできました」と振り返り、「ずっとバレエダンサーとして生きてきましたが、アーティストってすごく変わっている人間と感じることが多いんです」とほほ笑んだ。今後にむけて「まだまだスタート地点に立ったばかり。

どんなジャンルの作品がというよりも、自分が演じる人間としての個性が上手にマッチングできるようなお芝居ができたらいいな」と意気込んだ。

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