◆第44回中山牝馬S・G3(3月7日、中山競馬場・芝1800メートル、稍重)

 好メンバーがそろった牝馬限定重賞は16頭で争われ、6番人気のエセルフリーダ(牝5歳、武藤善則厩舎、父キタサンブラック)が先団から力強く抜け出し、重賞初制覇を飾った。武藤雅騎手はデビュー10年目で初タイトル。

父・善則調教師とのタッグでうれしい勝利となった。勝ちタイムは1分47秒1。

 前走の初富士Sを制してオープン入り。今回が初の1800メートル戦だったが、2着馬に1馬身1/4差をつける快勝劇だった。

 11番人気のビヨンドザヴァレー(菱田裕二騎手)が2着。3番人気のパラディレーヌ(岩田望来騎手)が3着。内枠に入った3頭での決着で3連単は17万6630円の好配当となった。

 武藤雅騎手(エセルフリーダ=1着)「とにかくうれしいです。大変お世話になっている父の厩舎でもある武藤厩舎で重賞を勝てて良かったです。ハンデも軽かったので積極的に自分の形で進められればと思っていました。スムーズに2番手を取れましたし、ちょっと早めに動く形でしたけど、最後は馬の力に助けられました。僕自身、初めて重賞を勝たせていただきましたが、今後もエセルフリーダと一緒に頑張りたいと思います。

(高橋文男オーナーは)デビュー当初からふがいない結果の時も乗せてくださいました。今後はもっと貢献できるように自分の技術をしっかり伸ばしていきたいです。10年目で時間はかかりましたが、なんとか結果で返せて良かったです」

 菱田裕二騎手(ビヨンドザヴァレー=2着)「勝ちたかっただけに悔しいです。一生懸命いい走りをしてくれました」

 岩田望来騎手(パラディレーヌ=3着)「いいポジションで、いい競馬ができました。休み明けということもありますし、斤量も背負っていますし、よく走ってくれているんじゃないですかね。体はしんどさは感じなかったです。あまり調教もやっていないですし」

 

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